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2019年9月からベトナム・ホーチミン市の大学でもIT日本語教育やります

ホーチミンにある名門2大学、ベトナム国家大学ホーチミン校科学大学ベトナム国家大学ホーチミン校IT大学でも日本語授業を提供することになりました。

ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学と同様にIT学部の学生が対象になります。

この2大学では以前からIT学部の学生に日本語教育を提供していたのですが、あまり上手く運営ができていなかったようで弊社に相談がきました。

実はこのような相談をもらうのは初めてではありません。

ベトナムの大学のIT学部で日本語教育を提供しても上手くいかないケースは多いです。理由は学生の日本語学習モチベーションを維持し続けることが難しいからです。多くの教育機関はモチベーション管理を行わずに日本語教育だけを行ってしまうのです。

以下の記事にも書きましたが、ベトナムでIT学部の学生に日本語を提供するときは、日本語教育を提供するだけでなく「なぜ日本語を勉強するのか、日本語を勉強するとどんなメリットがあるのか」を学生に説明し、腹落ちしてもらう必要があります。

ハノイ工科大学のIT学部で行っている日本語教育(HEDSPI)について

そもそも学生はITの勉強だけでもかなり忙しいので「日本語を勉強するメリット」つまり、卒業後日本に就職し、ベトナムでは身に付けられないスキルを身に着け、世界のどこでも引っ張りだこのエンジニアになるキャリアパスを見せることが必要なんです。

上の記事にも書きましたが、弊社にはこのモチベーションアップを専門に行っているタレント・コンサルティング・チームがいます。このチームが学生に対してセミナー、日本文化紹介イベント、先輩との交流、個別面談などを行います。

今後もベトナムのトップ大学で日本語教育を行っていきます。

以前にNoteでも書いていますが、僕は日本の諸問題「労働者不足」「少子化」「グローバル化の遅れ」「ダイバーシティ」などは世界から優秀な若者を日本に招聘することで解決できると思っています。

人口減少は日本にとってチャンスかもしれない

本来は、日本の諸問題を解決するために外国の優秀人材を受け入れるのであれば日本人が英語覚えるのが筋です。しかし、楽天やファーストリテイリングのように英語を公用語にしている企業も増えてきていますが、日本国内において英語公用語の企業がマジョリティになるにはもう少し時間がかかりそうです。(永遠に来ないかもしれません。自動翻訳が解決してくれるかもしれません。)

なので、それまでは優秀な外国人に日本語を勉強してもらって受け入れるのが良いと思います。

実はハノイ工科大でも新しい取り組みを始めたんですが、それはまた次回ご紹介します。


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