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”コツコツ積み上げ”ができない人の特徴

”コツコツ積み上げできない”=”いいわけ”+”整理整頓が苦手”。これが結論。

同じ時間の使いかたでも、人によって成果の出かたに当然だが差がでる。それがなぜなのか?よく考えることがある。もちろん、同じ人でも何年かたてばうまく時間を使っているなと思えることもなくはないが、それはまったく違うレベルにあがっているというわけでは、残念ながら、ない。その人自身の比較で、単に”レベルがあがった”だけだ。

レベルがあがること自体、別に悪いことじゃない。むしろ歓迎されること。だけど、どう考えても「効率悪いよなあ」「損してるよな」と思わざるを得ないことが、まあ、ある。

あるクライアント(Aさん)の例。誰もがその名を知る、超有名企業に勤めている女性。仕事をしながら主婦として、家族のために家事も日々こなしている。朝から晩まで仕事に追われている様子。

すべてのクライアントにはある一定の時期、科していることがある。「毎日報告」もしくは「一週間に一度報告」をしてもらい、私が内容を把握し、いくつかアドバイスや感想を考えたうえでフィードバックをする。

目的は、クライアントの行動と意識を把握し、心理学の知識と私自身の経験から得られた知恵をアドバイスするためだが、「自らの無意識にいかに注目できるか?」に気づいてもらうためだ。誰しも、なにげないふとした瞬間を気にもとめず、ただ過ごすことがなんと多いことかと私自身が気づいたからだ。

その「無意識」にメスを入れ、気づきを得て次のステップへあがってもらうのだ。そうやって外部(私)のアドバイスを受けながら、自分自身で問題解決の方法を見つけ、ステップアップし目標を達成する。これが最終目標だ。クライアントの成果となり、私の喜びと実績となる。

目標達成できる人とできない人の違いを、私は見つけた。

”コツコツ積み上げ”できるかどうか

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言ってみればとても普通のことなのだが、この”あたりまえ”ができるかどうか。ものごとはとてもシンプル。例えるなら、体を鍛えるため毎日少しの筋トレができるか、というレベルだ。

別のクライアント(Bさん)は、他のクライアントと同じように、ある課題に対して、毎日コツコツと決められた時間に決められた分量の報告をあげてくる。私もそれが習慣になっているので、頭の切り替えも一定の時間になればフィードバックモードに入りやすい。

当然だが、私も生身の人間だ。フィードバックのクオリティには自信は持っているが、時間帯や体調で微妙にクオリティに差が出てしまうことも、正直ある。

コツコツ積み上げていけるBさんは、すでに報告習慣ができているので、おそらく自分でも息を吸うように自然と報告できていると思うし、私からのフィードバックは、常に、より良質なものを受けられる。

結果的にお得だ。

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一方、Aさんは少し違う。報告時間はいつも深夜か朝。決められたタイミングから外れ、毎日報告の予定は「飛び飛び報告」。もちろん、あがってきたタイミングでフィードバックするが、いつあがってくるかわからない報告を、心身ともに100%カンペキな状態で待っていられるかと、正直なかなかいえない。

Aさんの行動や思考、発する言葉を観察していて、気づいたことがある。”コツコツできない”ことと”いいわけ”することがリンクしているということだ。

さらに”整理・整頓が苦手”ということも。

これは物理的なことだけじゃない。思考や情報など、見えない部分の”整理・整頓”の意味ももちろんある。Aさんはいずれも苦手なようだ。

苦手は苦手で仕方がない。ただ、(私を使って=人を使って)強制的にでも改善していくことで事態は変化できる。正直、Aさんだけではなかなかハードだし目標達成にはかなり不可能に近い。しんどい道のりかもしれないが、Aさんのペースで改善していけるよう、じっくりサポートしつつ、Aさんの目指す目標を達成するために私も日々試行錯誤しながら、サポートを努めていく。

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