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弱いやつが勝つから面白い

週末に、イングランドサッカー、プレミアリーグのリーズユナイテッド対マンチェスターシティの試合があった。

海外サッカーを見ない方も沢山いると思うので、少し補足したい。まあ、ぼくもそこまでは詳しくはないんですが。

マンチェスター・シティは20-21シーズンのプレミアリーグで優勝当確のチームです。
チームを率いるのは、最高の監督の一人、現代サッカーの革新者ペップ・グアルディオラ。
オイルマネーをバックに潤沢な資金力で、世界のトップオブトップの選手たちを揃えています。往年の名漫画「スラムダンク」に例えるなら海南とか、山王にあたります。

一方のリーズ・ユナイテッドは古豪でありながらも、最近はチームは低調でイングランドの2部に降格していました。
ところが、サッカー狂、「エル・ロコ」(スペイン語で狂人の意味)の異名をとるアルゼンチン人監督ビエルサをチームにむかえると、脅威のハードワークをチームに徹底させ、今シーズンはプレミアリーグに昇格。「スラムダンク」に例えるなら、間違いなく湘北高校です。

現状、マンチェスター・シティはぶっちぎりのリーグ1位、リーズ・ユナイテッドは9位。

まあ、順当に考えて、結局はシティが勝つんでしょ、という試合です。
両監督とも、稀代の戦術家、なかでも狂人ビエルサがどのような奇策をうってくるかが見所です。

試合が始まると、予想通り、シティの猛攻を自陣に引いて、徹底的に守備ブロックを作るリーズ。
シティがゴールをこじ開けるのも時間の問題かと思うと、なんとリーズがカウンターで先制。

よっしゃー!
やっぱりリーズを応援してしまいます。

しかし、喜びも束の間、リーズのディフェンダーが一発レッドで退場。
10代11になってしまいました…

なんとか守り切り、1-0で後半へ。

後半は、一人少ないリーズに対して、間違いなくシティが猛攻をしかけてくるだろうと予想されます。

予想は的中し、シティのシュートがひたすら続きます。リーズはフランス人の若いキーパー、メリエを中心に何度もピンチをむかえますが、なんとかゴールを許しません。

しかし、ゴールも時間の問題だろうと思った矢先にシティに決められます。
これで1対1。

ああ、リーズもこれで、それまで保たれていた集中が途切れて、シティに3点ぐらいとられるかと思いきや、守備の集中は切れません。

そして、なんと試合終了間近、またもやリーズのカウンターが決まり、試合は2-1でリーズの勝利。

いやはや、実に痛快!
サッカーは強いチームが必ず勝つわけじゃないんですよね。

名勝負、ライブで見れて本当に良かった。
コロナが明けたら、プレミアは生で見たいなあ。

という、サッカーに興味のない方には、本当にどうでも良い記事でした。

読んで頂き、ありがとうございました。
また、どこかで

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