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まあ、余計なお世話だけど

本田健さんをご存知ですか?

おっと、怪しい自己啓発系のセールスか!とひかずに、少しだけ、ぼくの話を聞いてください。
安心して下さい、何も売りつけやしませんから。

本田健さんの本は、本屋さんはもちろん、駅中のキオスクとかに置かれていることもあるので、見たことあるって方も多いのではないでしょうか。

有名なのは「ユダヤ人大富豪の教え」とか「◯代にしておきたい17のこと」シリーズですかね。(ユダヤ人って言葉がつくと、どうしても都市伝説に夢中になってしまいます。)

以前はぼくも見かけたことはあるけど、正直、なんか内容が薄そうな、怪しい本だなあと思ってました。本田健さん、すみません。

何が、しておきたい17のことじゃ、自分のやりたいことくらい、自分で決めるわってね。

ぼくと本田健さんとの出会いは、人から貰ったんです。

以前書いた、こちらの記事に登場するKさんからです。

Kさんは、昔のぼくの同僚です。

彼は、結婚、出産、転職、転居、お母様との死別と、人生の重ためなイベントを同じタイミングで向かえてしまい、すこし精神的に疲れ気味の時期がありました。

そんな時に、彼は本田健さんの「30代でしたい17のこと」を手に取ったようで、読み終わって、ぼくにくれたんです。

(因みにKさんは、普段、本など全く読まない人です。そんなKさんが、本に救いを求めて、この本を購入したのかと思うと、ちょっと切ない。)

タイトルのお手軽感から、勝手な読まず嫌いで避けていましたが、実際読んでみると、とても良い本です。

ぼくは、長い本を読む気にならない時に、風呂に浸かりながら、サクサクと良く読み返しています。

薄い文庫本で、一つ一つのエピソードが短く、言葉使いもシンプルなので、とても読みやすいです。

日常に疲れてしてしまった時、
「で、結局俺は何がしたいんだっけ?」と、自分に立ち返る手助けをしてくれる本です。

親や上司や先輩に、「お前20代はこれやって、30代はこれやって、40代はこれやれよー」
なんて言われないじゃないですか。

だから、どういう心構えで生きたもんか、イマイチ良く分からない。

もちろん生き方なんて、人それぞれだし、他人にとやかく言われずに、自分で好きなように進めばいいと思います。 

ですが、年代ごとに、誰もが持つ共通の悩みはあるんじゃないかなと思います。

恋愛、結婚、出産、家、お金、仕事、人間関係、自分のやりたいこと、子育て、家族、などなど。

これらをどう捉えていくか、メンターの教えを聞いておくのも、無駄じゃありません。

まあ、そう思って、これから向かえる40代に向けて、ぼくも「40代にしたい17のこと」を読んでみました。

共感、納得することが多かったので、これから40代を向かえる方は読んでみてはと思います。

まあ、ぼくの言葉よりも、ご本人の言葉のほうが響くと思うので、巻末から、特にぼくが共感したご本人の言葉を引用させて頂きます。

うまくいっていないことの中に幸せを見出す技術さえ身につけば、幸せになることはできます。
それと同時に、うまくいっていることの中にも、うまくいかない種が眠っているかもしれません。
それをどちらも見られるようになって初めて、どんな状況でも幸せを見出すことができるようになります。

陰陽というか、ポジティブとネガティヴの両面で世界は成り立っている。

はい、まあ余計なお世話でしたが、どなたかのお役に立つことがあれば嬉しいです。

読んで頂き、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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