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目立つにはどうしたらいいの?そんな広瀬香美の質問に答えます

彼女はこうも質問しております。

「性格良ければいい。そんなの嘘だと思いませんか?」

思います。
全くもって根も歯もない嘘偽りです。

というか、性格がヘタに良いと、逆に埋もれます。しかもそれが顔に出ちゃってたらもう救いようがありません。

友達に彼氏や彼女の写真を見せた時、確実に「優しそうだね」で片付けられるパターンです。

これは、コメントに困った挙句に、「何か言わなきゃ」と言う精神的プレッシャーから絞り出した苦し紛れの一言以外の何モノでもありません。

本題に戻ります。

答えとしては、二通りあります。
端的に言うと「圧倒的」か「逆張り」の二つです。

圧倒的実力差にものを言わせるか、他人と違うことに徹底する、と言うのが「目立つにはどうしたらいいの?」の模範解答です。

わかりやすく合コンのシーンで考えてみましょう。

まず「圧倒的」
こちらは超シンプル。

メンバー内で一番かわいい、またはカッコよけりゃOK。言うまでもなく、“圧倒的”というのがポイントです。

どんぐりの背比べでは、“目立つ”には至りません。
メンバー内で“圧倒的に”かわいいまたはカッコいい必要があります。

それはハードルが高い、と思ったそこのあなた。希望を失う必要はありません。
なぜなら、メンバー内の順位は、「絶対評価」ではなく、常に「相対評価」で決まるからです。

感の良いあなたならお気づきでしょう。
そうです。自分よりレベルのだいぶ低い、「引き立て役」を集めれば良いのです。

例えばあなたは、沈む夕日に淋しく一人こぶし握りしめている、「さまようよろい」だとしましょう。

そんなあなたが呼ぶべきは、決して「ホイミスライム」ではありません。
なぜなら、「ホイミスライム」はかわいいからです。

それを踏まえて、あなたが声をかけるべきは「マドハンド」です。

「マドハンド」であれば、「さまようよろい」であるあなたを、合コンで脅かす心配はありません。

しかも「マドハンド」は、勝手に他の「マドハンド」を呼んでくれます。
こうして、あなたが直々に手を下さずとも、合コンにおいて「さまようよろい」と「その他のマドハンド」という、理想のパーティが構成されます。



次に、「逆張り」です。

例によって合コンで考えてみましょう。

あなたは、友人の「デスピサロ」から合コンに誘われました。
しかもその会には友人の友人、「ゾーマ」も参加するとのことです。

ここで決して忘れてはいけないのは、本記事のゴールは「モテること」ではなく「目立つこと」です。

よって、あなたが取るべきポジションは「ダークドレアム」でも「オルゴ・デミーラ」でもありません。

あなたは当日、「あらくれ」として参加しましょう。



会話も決して知的なトピックをチョイスする必要はなく、「ぶき」や「カジノ」に関して永遠に同じセリフを吐き続けるか、または最悪何も返事せずただの屍としてその場をやり過ごすのもまた一興です。

対戦相手も、
(これ、「魔王」縛りの合コンのはずだよね…?なんで一人「あらくれ」紛れ込んでるの?)
(高身長・高学歴・高戦闘力のハイスペック合コンって聞いてたのに…「あらくれ」?まず「あらくれ」って肩書き何?)

「あらくれ」という異様な存在に、注目せずにはいられないでしょう。


いかがでしたでしょうか。

今回は合コンの例えに徹しましたが、“目立つ”ための二つの手法「圧倒的」と「逆張り」は、それ以外のシーンでも大いに有効な手段となるでしょう。

ビジネスに於いても、まずは認知される上で目立つことは大変重要なファクターです。

大きなチャンスを掴む為のコンペの機会、内容には自信があり、あと必要なものはインパクトだ。

そんな時は、是非「あらくれ」に扮してプレゼンを行ってみてくださいね。

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