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リモート、テレワークでサボるかどうか

フルリモートで仲間たちと零細会社をやっている宮本です。

コロナウィルス対策で、かなり進んだリモートワーク、テレワークですが、未だにサボらないようにという議論があるのに驚いています。

サボらない人なんているわけがない

当たり前です。

サボるという定義次第ですが、ついついネットサーフィンしちゃったとか、スマホで友人と連絡してしまったとか、そういうのをサボるとすれば、そりゃするでしょという話しなんです。

サボるかも、という発想自体が、サボった経験からくるわけで、そこに悩むのはナンセンスで、サボらない人なんているわけがない前提の方が良い。

それよりも成果が重要

例えば8時間の仕事をする時間を与えました。そこであがってくる成果が8時間に見合うものか?

1日単位では、成果が出せない期間を要するプロジェクトであれば、20日160時間に見合うものか?

その時間ずっと働いていたかどうかよりも、その時間に見合う成果かどうか、そこに気を使うべきではないでしょうか。

成果について気付いた事があれば、本人と議論するべきと思います。

中には正気じゃないマネジメントも

人から聞いた話しなのですが、中には、こんな正気じゃないマネジメントをしている会社もあるそうです。

・チャットですぐ返信がないとサボったとみなす
・ビデオ会議ツールをつけっ放しで監視
・マウスの操作をログ解析

何をしているの?マネージャー自身の時間を無駄にしていると考えないのだろうか、、、、

もちろん、セキュリティ的な監視は仕方ないでしょう。でも、サボるところを基準にした監視は、もはや正気じゃないです。

コミュニケーションを円滑にするための、ビデオ会議ツールつけっ放しも、一日のうち一時的なら良いと思います。

マネジメントをサボっていると公言しているようなもの

もし、マネジメントをしていれば、先述の通り、費やした時間に対して出てきた成果が価値あるものかどうかは判断できるはずです。

自分は小さいチームなので、把握しやすいとは思いますが、大きい組織でも評価軸を仕組み化できない事はありません。

大体ですが、他人がサボっている事が気になるのは、暇だからなんですよ。自分自身そうですが、何かネガティブな事を考える時は、暇な時が多いです。

あの手この手でサボっている事を監視するのであれば、
サボっているのは、そう、マネージャー、あなただ!という話しです。

指示出しが明確であればサボる時間は減る

指示出しが明確であれば、普通の人はそれを終わらせようとサボる事よりも優先します。サボるのは、考える範囲、決断しなければいけない範囲が多すぎる時に生じやすい傾向があります。(エビデンスなし、ごめんなさい)

例えばデザイナーにお願いする場合では、
漠然と自由にデザインして、と伝えるよりも、
目的や顧客の趣向など大枠を明示してから自由にデザインしてとした方が、デザイナーは色んなアイデアを仕事の中で詰め込んできます。

恐らく、その成果が完了するまでは集中率高いです。

成果が遅い時やイマイチな時は、指示した側が、その人が本領発揮するためのマネジメントを放棄している可能性もあります。

リモート、テレワークは見えない分、成果にフォーカスしやすい

ちょっとだけオフィスワークで従業員がいた時もあるのですが、その時に4時間掛かっていた作業が、リモートワークに切り替えた途端に2時間で出来たという事があります。これは事務作業のケースなので、早い方が良い。正確性も問題ありませんでした。

時間外に作業していない事を祈りますが、多分、オフィスだとイチイチ気配りしないといけないので、テレワークになり成果にフォーカスできたのかと思います。

ちょっとした作業も明らかに早いんですよ。もちろん、日によって、そうじゃない日もあります。あれ?と思えば、議論すればいい。

あと、自分自身も目の前にいない分、その人の仕事内容に目が向きやすくなった事を実感しました。

余計な情報が閉ざされる事で、仕事内容・成果にフォーカスしやすいのは間違いありません。これはマネージャーにとってもメリットと感じます。

とはいっても、致命的にサボる人もいる。

とは思います。

訴訟沙汰になるような事をする人もいると思いますが、それはサボるとは別次元の話しです。

Twitter界隈でよく見掛けますが、最初の採用が重要というのは本当に同感です。オフィスワークでも評価される人は、リモートワークでも評価されるというのは間違いないと感じています。

以上。

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