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【2024年版】 独学でG検定に合格するための勉強法とおすすめ書籍

はじめに

この記事では、これからG検定受験に向けて勉強対策を始めるAI初心者※1の方を対象に、独学でG検定に合格するための勉強法を紹介します。勉強の参考になれば幸いです。

※1 AI初心者とは、AIについてなんとなく知っているけれど、機械学習とディープラーニングの違いがわからない方や、AIの歴史について全く知らないレベルの方を想定しています。

忙しい方へ

この記事では、独学でG検定に合格するための効果的な勉強法とおすすめ書籍を紹介します。インプット用の参考書で基礎を固め、アウトプット用の問題集で知識を確認することが推奨されます。勉強期間は2ヶ月前から始め、月に30〜40時間、合計60〜80時間の学習が目安です。試験中は解ける問題を優先し、難しい問題は後で解き直す方法が有効です。

G検定とは

G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施するAI・ディープラーニングの基礎知識や活用リテラシー習得するための試験です。

G検定に合格すると、以下が得られます。

体系的にAI・ディープラーニングを学習することで、「AIで何ができて、何ができないのか」「どこにAIを活用すればよいか」「AIを活用するためには何が必要か」が理解できるようになり、データを活用した新たな課題の発見やアイデアの創出が可能になる、デジタル施策の推進に自信が持てるようになるなど、あなたのビジネスやキャリアの可能性が飛躍的に広がります。

公式サイトから引用)

勉強法

この記事では、参考書を購入して勉強する方法をメインに解説します。

基本的な勉強法は、以下の流れです。

①参考書を読んで全体像を掴む。
②問題集を解く
③間違えた問題を参考書を読み直して解けるようにする

参考書を読んで全体像を掴む

参考書として購入する本は、G検定の出題範囲について体系的に学べるテキスト(インプット用)1冊と、問題集(アウトプット用)1冊の合計2冊です。インプット用の参考書は、以下の2冊のうちどちらか1冊を購入し、読み進めてください。書店で立ち読みして、自分に合った方を選んでいただければ問題ありません。

まずは1ヶ月間で、1冊を最低1通り頭から読み進めてみてください。

問題集を解く

2ヶ月目は問題集をひたすら解きましょう。問題集(アウトプット用)は以下の書籍を購入してください。

試験までに余力のある方へ

問題集まで一通り解き終わって、試験まで余力がある方は「法律・倫理」や「数理・統計」についても勉強しておくと点数を多く稼げます。参考書は以下がおすすめです。

「法律・倫理」

また、各省庁が公開されているリソースも参考になります。

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/ai-governance/index.html


「数理・統計」

勉強期間と勉強時間

初心者の方は、試験の45日くらい前から勉強を始めても問題ありませんが、できるなら試験の2ヶ月前から準備を始めるとよいです。月に30〜40時間ほど勉強時間を確保し、1日に1時間以上勉強するのが望ましいです。2ヶ月間で60〜80時間ほど勉強時間を費やすことで、十分に合格できるレベルになります。

試験中にするとよいこと

試験中に問題を解いている最中にするとよいことを1つご紹介します。それは、当日、瞬時に解ける問題は解き、わからない問題やすぐに解けない問題は必ずチェックしておくことです。

G検定は自宅で受験できる試験です。そのため、わからない問題があれば調べることができます。ただし、試験時間は120分で、多肢選択式の知識問題が190〜200問程度出題されるため、すぐに解けない問題に多くの時間を無駄に費やしたり、検索に時間をかけすぎるのは得策ではありません。そこで、当日の試験では、瞬時に解ける問題を先に解き、わからない問題やすぐに解けない問題はチェックすることをお勧めします。チェックした問題は、全ての問題を解き終えた後に必ず再度解き直しましょう。

おわりに

この記事では、独学でG検定に合格するための勉強法について簡単に紹介しました。これからG検定を受けようとしている方にとって、少しでも役に立てば幸いです。

G検定対策講座

参考書による独学が不安な方には、G検定対策講座をおすすめします。市販の書籍で独学しても合格が難しいと感じた方は、ぜひチェックしてみてください。


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