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言葉が変われば人生が変わる

今日は「言葉」について記事にします。

件名にもしたように「言葉を変えれば人生が変わる」とはよく言われると思います。

ただ、これだけでは風が吹けば桶屋が儲かるみたいに聞こえてしまうので、
正確に言えば

「言葉」→「思考」→「行動」→「習慣」→「人格」→「人生」

 という順番で変化していく、という意味です。


普段から使っている言葉が変われば、言葉を扱う思考が変わり、

思考が変わると言うことは、それに基づく行動が変わり、

行動が変わって継続していけばそれは習慣になり、

習慣が身体に染み付いていけばそれはその人の人格になり、

人格が変わるということは人生が変わったも同じ

 ということです。


逆にいえば、人生が変わったから習慣や言葉が変わった、ということはあり得ないわけです。

これは私だけが言っているわけではなく、少し調べれば多数の情報が出てくるぐらいに証明されたことであり、また言葉→思考→習慣〜〜という順番で変わっていくことも定点観測された事実です。


そうした事実を元にして、私たちが自分の人生の質を高めたり、"もっと良い人生にしたい"とか"もっと楽しく生きたい"といったことを実現するためには、まずは言葉を変える必要があるでしょう。

なぜなら、私たちが日常で「こうなりたい」「こうしよう」といった願望や意思決定は言葉によってされるからです。

というより、言葉でしか表わされないからです。


そして言葉によって表されるからこそ、人生を充実させるためには、自分が日々どんな言葉に触れ、何をインプットし、思考をアップデートしていくかが大事になってくると思います。

簡単に言えば、ポジティブな言葉を聞き、効果的な言葉に触れ、それらを学んで自分の中にインストールしていく、ということです。

そのためには名言や格言的なものに一時的に触れるような「言葉のつまみ食い」をするのではなく、一定期間以上集中して、自分の将来に対して効果的な環境に身を置いて良質な言葉にまみれる方がいいでしょう。


「言葉のつまみ食い」とは、例えば格言やメールマガジン等をササッと読んで役に立ちそうな言葉に触れて、その瞬間瞬間で

「いい言葉だ」「いい話を聞いた」「とてもためになった」

 と感じたとしても、それはその瞬間に思うだけであって、自分の中にしっかり根付くまでインストールされることは絶対にあり得ません。

外国語を学ぶのと同じで、思いついた時に1日数分でも触れるといったような、日常的に接するぐらいの頻度にしなければ身につかないのと同じで、一時的な学びでは体得できません。


こう書くと、「そりゃそうだ」と思う方が多いかと思いますが、実際には理解している人が少ないと思います。

ちょっといい情報に触れたら、それを学び尽くす前にわかった気になって次に進んでしまう、というパターンは多いのではないでしょうか。


本気で人生をよくしよう、自分を変えていこうと思うのであれば、「言葉のつまみ食い」をするのではなく、集中して学びの環境に身を置くことが大事です。

そこで良質の言葉や考え方を持った人たちに囲まれ、その空気に浸って、しっかりと自分の中にインストールすることが、変化するための近道だと思います。


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