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僕の人生を大きく変えた占い師との出会い
嘘のような本当の話の続編③です。

人生の選択

上司に連れられて行った占いで、占い師(ヤ○ザの親分みたいなおっさん)にラーメン屋になるよう言われた。

ここで1つ質問です。

あなたは初めて会った人に

「ラーメン屋になりなよ」と言われて、素直に分かりました!と受け入れることが出来ますか?

自分は飲食系が向いているのか!と納得までは出来るでしょう。

ではそのうちの何人が実際に行動に移せるでしょうか?

この言葉を聞いて、当時の僕は1つの決断をしました。

ただ、その内容を話す前に大切なことがあります。

それは僕の心の状態です。

若き日の心

占いに行く人は何かしらの悩みや不安を抱えていると思います。
いま最高に幸せで悩みなんて1つもなーい!!なんて人は占いには行かないでしょう。

この当時の僕はいろいろなことに迷っている時期でした。
それは大きく分けると3つあります。

1.燃え尽き症候群

当時23歳、子供の頃から夢だったプロのキックボクサーになるという夢を叶えて地元に戻ってきたところだった。

学生時代から強くなることだけを考えてきた。
そして、プロのリングに立ったことで自分の中のなにかが消化されていくのを感じた。

試合結果は、判定負けだった。
当然すごく悔しい気持ちが込み上げてきた。

しかし、その悔しい気持ちも日に日に薄れていき、プロになることが1つの夢だった僕は「終わったなー」と思うようになり、お世話になった関西のジムを離れ地元・鳥取へ戻った。

練習漬けの日々がなくなり、どこか抜けたようにボーッとした日常を過ごしていた。


2.愛敗れ

当時の僕には、6年ほど付き合っている彼女がいた。

地元に戻り数週間したころ、彼女に呼び出された

そして‥

フラレた‥

泣いた‥

(詳しくは書きませんが、この時の心境はお察しくださいませ)

そしてこの時に車で流れていた、忘れられない1曲

愛の火は・・


3.冬の始まり

季節は秋が終わり、冷たい雪がシンシンと降り始める前

1つの夢が終わり‥

彼女にフラレ‥

追い討ちをかけるように、寒く冷たい冬がやってくる

‥‥

どこか暖かい場所へ行きたい


心!決まる!

占いに行った時の僕は、にポッカリと。
それはそれは大きなが空いたような状態でした。

おっさんの

「君、ラーメン屋になりなよ」

という言葉は最初は戸惑いはあった。
しかし、日に日に僕の穴の空いた心を埋めてくれたのだった。

そして、僕は次の目標を決めた!

心が決めれば行動は早い

乗っていた車を売り

勤めていた職場に、すぐにでも辞めさせて欲しいと伝えたい。

突然の申し出に、会社からは少し待ってくれと言われたが

灼熱の砂漠でオアシスを見つけたように、僕の心は走り出していた。

周りからは反対されたが、誰にも止めることは出来なかった。

2週間後に退職を決め、すぐさまラーメン修行へと京都で旅立ったのである。


しかしこの時の僕はまだ知る由もなかった。

これから始まる地獄のような日々を・・

④へ続く!!

次回、ラーメン修行


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