見出し画像

不思議な話27 「昔の家3」

 小学生の頃、母も兄もまだ起きていましたが、私はも眠かったので、一人で寝室に行きました。

 そして、うとうとし始めた時、急に体が動かなくなりました。

 パニックになって、とにかく家族に助けてもらおうと声を出そうとしますが、声が出ません。

 目も開きませんが、部屋の中になにかいるような気がしました。

 「あかん、あかん!」と焦ってなんとか体を動かそうとしているうちに、急に体が動きました。

 慌てて寝室をでて、家族のところに行って、居間起こったことを家族に話しましたが、母は「気のせい、気のせい!」と、信じていないようでした。

 兄からも、あしらわれると思っていましたが、以外にも信じてくれました。

 なんと、兄も寝室で同じような体験をしたそうです。

 そういえば、勢いよく寝室からどびだしてきた兄を思い出しました。

 その時は特に話はしませんでした。

 寝室には、母の日本人形がたくさん飾ってありました。

 そのために、視線を感じる気がすることはありましたが、気にしないようにしていました。

 ちなみに、「録音」してた部屋は、この部屋でした。

 この部屋何だったんだろ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?