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ギブ・アンド・テイクを対価から考える

Give and Take
本来の意味は、
お互いに与え合うこと、
奉仕し合うこと、
譲り合い、
持ちつ持たれつの関係ということです。

今回はGiveとTakeを
払った対価と得るもの、
というところから考えてみました。

お金は、価値交換をするための道具です。

僕は、お昼ご飯にラーメンを食べたいから、
1000円という対価を払って(Give)、
ラーメンという食事を得る(Take)。

お店は、1000円という対価を受け取って(Take)、
ラーメンというサービスを提供する(Give)。

ここで、
僕の払った1000円というお金は、
もともと、僕がなにからの対価を誰かに与えて得たもの
です。

対価を得るためには、何らかの形で
自分の時間を使う必要があります。

自分の時間=命
です。

だから、お金を払うということは、
自分の命を与えるということになります。

格付けチェックというTV番組があります。

例えば、
100万円のワインと、5000円のワインを飲み比べて、
どちらが100万円のワインか当てるというものです。
趣旨としては、高い品物の味を見分けられるか?
ということです。

でも、大事なのは、
そのワインを飲む人にとって、
100万円という対価を払って得たものの価値は
5000円を払って得たものの価値とは異なる、
ということです。

無料のビールは美味しくないけど、
自分でお金を払って飲むビールは旨い

対価を払わないものは、得る価値は少ない、
ということになります。

例えば、何かを学ぶ、
そうですね、例えば英会話を学ぶ
としましょう。

今の時代、Youtubeや無料アプリなど
無料で英会話を学ぶ環境があります。

ものすごい強い必要性があれば、
無料の環境で英会話を習得できるかも
しれませんが、
たぶん、この環境で英会話を習得できる人は
少ないと思います。

人は、対価を払わないものには価値を感じないで。
お金を払うから、本気になる。

だから物事を習うんであれば、
お金という対価をGiveすることで、
英会話習得というTakeを得る
ことができるのです。

・お金を払っているから、本気になる
・無料情報で学べるといっても、有用な情報を探すのに時間がかかる、
・無料情報を体系化する手間がかかる、
・的確な質問をして的確な回答が返ってくる先生がいる

こんな風に、Takeすることによって得られるGiveがあるんだと思います。

bar bossaの林伸次さんのメルマガでこんな記事がありました。

親から譲り受けた不動産収入で何もせずに贅沢に暮らしている人たちは、お金はあるけど全然幸せでないそうです

Giveするもとになるものも、自分がGiveしてTakeしたものでないと満足は得られない、ということですね。

最近は、搾取
という言葉をよく耳にするようになりました。

相手の弱みに付け込んで、
少しでも安くTakeしようとする輩が多いのでしょう。

そんな輩は地獄に落ちろ、
です。
ちゃんとTakeして、得た分の価値はちゃんとGiveしましょうよ。

それが、対価からみた正しい、Give and Takeです。

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