夜の遠吠え
仲間には謎の安心感があるらしい
独りには謎の同情があるらしい
どちらにも完全なNOを突きつけたい
私は私であって
誰かとも違う
基準外れは出来ないとみなされる
個性を尊重するのはどこへやら
同一性のゲノムじゃない
そんな遠吠えをしていると
仲間の攻撃が半端ない
仲間には謎の強さがあるらしい
独りには謎の悲哀があるらしい
私は私であって
誰かとも違う
教室の流行りはある種の基準へとなる
そんなことも知らねぇのかよ
雑言ばかりが溢れてる世界に見える
くだらない話題が仲間の興味
面白い話題が仲間からの罵詈雑言
多様性を尊重するのはどこへやら
倉庫で作られたロボットじゃない
そんな遠吠えをしていると
覚悟の意味を覚えた
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