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#31 ねぎのおひたし

ねぎがとても好きです。

ボクはサラリーマンなので、数年間関西地方に住んでいたことがありました。関西にお住まいの皆さんに「ネギ」というと、万能ねぎ的な緑のネギをイメージされます。

それも嫌いではないですが、僕が好きなネギは白いいわゆる「長ネギ」と呼ばれているやつです。

関西の皆さんは驚くかもしれませんが、関東の人たちは、ラーメンにもお蕎麦にもおうどんにも、白いねぎを入れるのです!

関西時代は、ラーメンにもおうどんにも青ネギばかり。お蕎麦と香りの強烈な長ネギが恋しくて仕方ありませんでした。

しかしネギってなかなか刺激的な味がしますし、薬味って言われてますし、辛いし、小さな子供の頃はたぶんあまり好きじゃなかった気がします。いつから好きになったんだろう。

いまゆっくり思い出してみると、起きてる時間は95パーセントくらいの時間お腹を空かせていた中学生時代に、あるたちぐいそばやさんで、ねぎが好きになったことを思い出しました。

当時は、天ぷらそばを一杯たべても、なんの腹の足しにもならなかった時代です。今考えるとしんじられません。

通っていた塾の周りに何件か立ち食いそばやさんがありましたが、一件だけ、千切りのネギを入れたツボがテーブルにいくつかおいてあって、自分で好きなだけネギをいれてもよいシステムになっているとこがありました。

だからなのかどうかわかりませんが、そのお店のねぎの千切りがだいぶ雑で、結構太いのがあったり、緑のあおい部分はつながってたり、千切りとしてあまり成立してませんでした。

ただ、天ぷらそばをつるんっとたべて、まだまだお腹が減っている僕からすると、その入れ放題ネギをがっつりいれて、わしわしと食べ、がっつりいれてわしわしと食べ、がとても幸せでした。そしてそんな事を繰り返していたら、自然とねぎが好きになってしまいました。

もうだいぶ年齢をかさねて、雑に切ったネギをわしわしやる感じでもないのですが、それから延々と僕はネギ好き人生を歩んでいるのです。

なので、今日は大人のネギの楽しみ方、ネギのおひたしです。

【簡単な作り方】

  1. ネギをいい具合に切って、油をひいたフライパンでネギをじっくり焦げ目をつけながら焼く。

  2. 麺つゆに煮切ったみりんを合わせて冷やし、焼けたネギをひたして、冷蔵庫でひやす。

  3. 食べる前に、かつお節を掛けていただく

ネギのおひたし

ねぎを焼いた時の香ばしい香りが、外側に包み込まれていて、中はネギのとろみがねっとり。かつお節の男らしい香りとバッチリです。みりんは入れなくてもいけますので、お好みでどうぞ。

またねー!

【参考レシピ】


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