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休職中の転職活動は急がない方が良いと悟った

こんにちは、適応障害で休職(2回目)したアラサーです。

今回は休職中の転職活動で思った事・気づいた事をつらつらと書いていってみようと思います。
結論としては掲題の通りではあるんですが。
割と備忘録として書いている所があるので読みにくい箇所だったりまとまっていない箇所があるかもしれません。
また、あくまでも一個人の感想なので大目に見ていただければ幸いです。

休職中の内定取得率はぶっちゃけ低い

早速転職活動を終えて1番大きく思った事ですが休職中の内定取得率ってめっちゃくちゃ低いです。いうて私の年齢・スキルでの内定取得率がどれだけか平均値かわからないので、自分が期待していたより…という基準にはなりますが。
前の記事にも記載しましたが、結果は以下の通り。

形態:正社員
職種:社内SE、ITインストラクター、教員
応募:50社くらい
書類通過:20社くらい
内定:2社

正直だいぶ舐め腐ってたと思います。
IT関連の資格も有りますし(応用情報、AWS関連など)
高校の教員免許も有りますし
職務経歴も棚卸してみると案外記載する事が多いし
対面でお話する事は好きなので、面接も特に緊張せず挑む事が出来ていると自負しておりますので
最低でも5社~10社くらいは内定が出てそこから選べるだろうと…。

しかし結果は期待を下回りました。

前提として私は履歴書に現在休職中の旨を正直に記載していたのですが、そこが引っ掛かったようです。
「休職中だとまだ働ける状況にあると企業側が判断できない」
という声がかなり多かったです。
(ちなみに自身のやりたい事と職務が合致していない、という理由でも不採用になった企業様もあります)

まあ…そりゃそうですよね。

自分が企業側で考えた場合…やはり就業中の方を優先に考えると思います。なので、この理由で内定率が激低なのは個人的には納得。

勿論自分と同じような状況で転職がうまくいった方もいるとは思いますが、現実問題その可能性は高くない、ということは念頭においた方が良いと思います。

※希望する職務形態や職種、住んでいる地域などでも変わる所なので一概には言えないと思いますが……

休職中である旨は正直に話した方が良い

「じゃあ内定率を上げるために休職中の事を隠せばよかったのでは」
「馬鹿正直に書くから…」
こんな事思う人も沢山いらっしゃると思いますが、個人的に休職中のことを隠して転職活動を進めるのはおすすめしません。
適応障害等々で休職してる方って、大半は真面目で責任感が強く自己肯定感があまり高くない方が多いんじゃないかなと思います。
何を隠そう自分もそうです。
そういう方が休職中である旨を隠して、もし内定が取れたとしても、
隠したという罪悪感に苛まれるか、企業とのコミュニケーション不足で再度精神的に追い込まれる可能性が高いと思うからです。
絶対に自分はそうならないと自信がある方は良いと思いますが、
なるべく転職失敗率を下げるのであれば、
休職中の旨はしっかり企業側に伝えるべきだと思います。

多忙な職場は欲しがってくれた

ありがたいことに2社ほど内定をくださった企業様がいらっしゃいましたが、どちらの企業様も共通してたのは「今の会社よりもめちゃくちゃ忙しそう」「人手不足」という事でした。
実際に内定承諾を決定する際に実際に働いている方のお話を聞いてみると、残業時間が多かったり、職場で困ってる事が大量にあるが人が足りないという声があったり、とにかく猫の手も借りたい…という状況。
とってもやりがいはありそうな職場だったのですが、私自身ワークライフバランスに歪みが出るのは大分きつかったのでお断りする運びとなりました。(しかも休職明けすぐは絶対無理だろうなという自己判断)

エージェントは1つに絞らない方が良い

転職活動する際に転職エージェントを活用する方も多いと思います。色々な媒体で言われてるとは思いますが、「転職エージェントは1つに絞らない方が良い」というのは私も身に染みて感じました。
転職エージェントによっては強い業界が違ったり、考えが異なります。1つのエージェントに絞ってしまうとどうしても考えが偏ってしまうので、複数エージェントを使い、これからのキャリアも含めて色々な方からアドバイスをもらいながら活動していくのがベストと思います。

転職活動をする事により現職の良い所が見えた

今回転職活動をきっかけに、色々な企業様の面接に行ったり、口コミを調べたり、業界を調べたり、転職フェアでお話をしたり、とにかく時間をかけて様々な会社の調査をしてきたのですが、その結果、今の会社って実は結構良い所なのかも…という事が見えてきました。
正直仕事の内容的に肌に合わない所はたくさんあるんですが、福利厚生だったり働き方の柔軟性には正直どの会社と比較しても現職が最も長けていました。
2回目の休職も結構スムーズに取らせてもらえたしな~周りの人も底抜けに人間性に欠けてる人とかもいないしな~気にかけてくれる先輩もいるしな~……あれ、もしかして辞めるには惜しい所なのか…?という気持ちが沸き上がってきたんです。
恐らく転職活動しないと出てこなかった視点だったと思います。

結論

個人的に休職中の転職活動は「転職をする」という目的ではなく「現職や業界を知る」という目的で行うのがベストだと感じました。
その中で運よく現職よりも良い所とマッチしたならば転職すれば良いですし、マッチしなければ復職の線を考えてみるのもアリ。
私はずっと転職しなきゃという固定概念で動いてましたが、今は完全に復職を目指す頭になりました。

ただ、復職して2,3ヶ月経って復調して、尚現職が厳しいと思ったら、今回のノウハウを基に転職活動を再始動する予定です。


終わり








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