見出し画像

ビジネスの本質「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」+挑戦をする時に背中を押してくれる1本

どうも、かずとさんです。

昨日の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテレビ放送は楽しませて頂けました。

カットシーンも多く、特にマーティがジョージに「なせば、成る」と語るシーンが無かったのは残念でした。

またロレインがマーティの後をつけて「パーティに誘って」と懇願してくるシーンが無かったのも悔しかったですね。

前回の記事でも語っているので、良かったら読んでみてください。


来週も2を楽しく、そしてカットシーンを探しながら見たいと思います。

今回紹介する作品は「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」

公開当時劇場で鑑賞し、衝撃を受けた作品。セックス、金、ドラッグ、権力が飛び交い全員が弾けており、さらにこの作品はフィクションも交えておりますが「実話」

俳優陣も全てをさらけ出して怪演をしており、それはこの映画の魅力を最大まで引き出しています。

だからこそR18指定の過激な映画ですが、見ていて清々しくなるくらい人間の欲望を演じています。

もし女性の方、あるいは女性と見られる方は気をつけてご覧下さい。

私の女性の友人は気分を害しておりましたので!

ストーリーは圧倒的に面白いが、人によっては受け入れ難い作品だと思います!

●あらすじ

貧乏の主人公ジョーダンベルフォートは、絶対に成り上がってお金持ちになるという強い信念を持って、大手金融会社へ証券マンとして入社。

半年間資格の勉強をし、いざ取得して初めての出勤日に会社が大損をし、翌月倒産。

妻もおり、家庭を守るためにペニー株と呼ばれる誰も見向きもしないような株を扱う会社に入社。

そこで一気に儲けまくり、仲間も得て起業。

知識も無く頭も良くない仲間たちを一流の証券マンへと育て上げ、会社は瞬く間に大企業へ。

頂点へと上り詰めていく主人公たちはやりたい放題の生活を送ります。セックス、ドラッグ、金と止まらなくなります。

そんな中違法なことにも手を出したことにより、うまくいっていた人生にも変化の兆しが見え始め・・・

というあらすじです。

●製作陣

監督:マーティン・スコセッシ

脚本:テレンス・ウィンター

原作:ジョーダン・ベルフォート

出演者:レオナルド・ディカプリオ ジョナ・ヒル マーゴット・ロビー 等

●受賞歴


ゴールデングローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)受賞

アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・脚色賞にノミネート等の多数の受賞歴あり

●おすすめポイント

「製作陣の本気度」

やはりこの映画の役者たちにの怪演が素晴らしいところです。正直すとーりーには共感できないことも多々あり、クソ男たちがたくさん出てきます。

しかし、役者たちが全員本物に見える=演技が素晴らしいということです。

レオナルドなんて、最悪な男の印象が定着してしまうのでは?と思えるほど振り切っております。

マーゴットロビーも役者や製作陣の本気度が素晴らしかったから、ヌードも披露できたとインタビューで語っております。

とにかく全員が本気でこの作品を素晴らしいものへという気持ちがヒシヒシと伝わってきます。

最初にマシューマコノヒー演じるハンナがレオに働き方をレストランで教えてくれます。その時急に胸を叩き出すのですが、それはアドリブだそうです。笑

レオも戸惑って監督の方を向いてしまうのですが、そのシーンがリアルだからこそ使用されております。

後半でもこの胸を叩くシーンは引用されており、それがまたこの映画をより良いものへと導いていると感じました。

一つの作品を全員が全力で作るということがどれだけ素敵なことかを改めて思わされます。

何か今物足りない方や、本気で何かに取り組みたいなとふわっと思っている方は、本気のエンターテインメントを肌で感じたら、何かに出会えるかもしれませんよ?おすすめです。

●おすすめワンフレーズ

「このペンを私に売ってみろ?」=ビジネスの本質

この映画の世界観は破茶滅茶ですが、ビジネスの本質を説いている所が最大の魅力と感じました。

今変哲もない1本のペンがあります。このペンを私に売ってみろと主人公が仲間たちに問います。みなさんならどのように売りますか?

これがビジネスの本質。

大体の方はこのペンの魅力を伝えようとします。良い素材を使っているとか、書きやすくて軽いとか。私もそうでした。

でもそれで買いたくなるかと言われれば「NO!!!」ですよね?笑

映画で正解を言った人物が一人でてきます。

そのものは「ナプキンに名前を書いて俺に渡せ」と言います。

そして主人公は「ペンが無いよ」と聞くと、このペンでと売ってきます。

この映画では、この問いの正解でした。

一言で言えば「需要と供給」

相手が欲しくなる需要を生み出せば、供給が発生するというのが答えでした。

映画のラストでも再度同じことを問われますが、誰も答えられずに終わります。この本質に気づかなければビジネスにおいて成功は無いとメッセージだと思います。

今ビジネスが上手くいかない方等は、一度ご覧いただくと勉強になることが詰まった映画かと思いますのでオススメです!!

今回もご覧いただきありがとうございました。

弾け飛んでいる映画ですが、人間の本気と欲望を感じ取れる素晴らしい作品ですので、是非一度はご覧いただけたら幸いです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?