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Day341 予備実験

2024/6/26 Wed
今日はヴィッセル神戸観戦です。

さて
今年、ボクは児童支援というポジションをいただき
生徒指導に邁進しております。

常に“子どもを繋ぐ“を心の合言葉に
アンテナ高く歩きまわり
教室に入りまくり
わさわさとしておるのですが

そんなボクでも授業を担当しております。

昨年は5年生・6年生の算数と道徳でした。
今年は5年生・6年生の理科でございます。

5年生2クラス
6年生1クラス
週3回なので 3(クラス)×3(時間)=9コマ

これがボクの授業数です。
他の時間は他クラスの支援であったり
不登校児童の対応であったりと
常に動いてはおりますが
でもでも、担任の先生に比べたら
授業準備は楽?ってこともありません。

そうなんです。
理科って準備が大変なんです。

観察・実験をするためには
準備が入ります。
先を見通して植物を植えておいたり
先に実験してどうなるか検証しておいたりと
まぁ〜まぁ〜
手が取られるんですよね。

それでも
子ども達の“うおっ、すげぇ〜“のために
楽しくできるよう考えてはおるのですが

幾分
6年理科 14年間の教員生活の中で2回目
言い換えると

ど素人

な訳でして
理科スーパーバイザーの先生に助言をいただきながら
なんとかこなしております。

が!

上手くいかない壁にぶち当たりました。

現在、植物のからだのつくりで
光は植物にどのような影響を与えるのか?
的な学習をしており、

その実験として
日光を当てた葉とそうでない葉を
ヨウ素溶液につけて調べる という実験があるのです。

葉にでんぶんができたかどうかを調べるには
まず、葉の葉緑素を抜かなければなりません。

そのために使うのが
“エタノール“
しかも温めたエタノールに葉を浸し
葉緑素を抜くという下準備が必要です。

今の教科書はとことん便利になっていて
やり方を動画で見せてくれます。
実際に見てみると

めちゃ簡単やん おもろそう!

って
教科書の通りに準備してやってみたのです。

そう。
実際に先にやってみる“予備実験“が必要なのです。

そうでないと
上手くいかなかったり、困ったり
ここで指示いるなとかわからないのです。

で、やってみた。

色抜けんやないかい!

全然抜けない。
エタノールを温め湯を熱くしてみた。

でも、綺麗に抜けない。

おいおいおい!

□エタノールの温度がまだ低いのか?
□エタノールの量が少ないのか?
□もっと葉っぱを温めておく必要があるのか?

いろんなパターンを試してみましたが

抜けんやないかい!

どーすんねん。

まっ、いっか。

実際にやってみせる。
んで、難しいよね。って
上手くいかないことも学習です。

中には上手くいく班もあるかもしれません。

できる限りやってみて
それでダメなら

動画に頼る!

動画サマ様です。

「動画(どうか)、上手く行きますよう〜にっ」
って祈りながら
実験に臨みます。

【教訓】
プランBをもっておく

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