見出し画像

Day333 算数のつまずきは・・・

2024/6/18n Tue
大雨ですが警報出ません。(汗)

先日
とある新聞の懸賞欄に書籍の応募があったので
試しに応募してみました。

すると!
当たりました!
ヤッタァ〜

算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法

意外な気づきがありました。

今木智隆さんの著書です。

学んだことがたくさんあります。

まず、基本的には
現代の子どもたち、大人同様に寝不足だそうです。

そこで、大切なのは脳のコンディション。
早く寝させることが大事だそうで、
9時間は必要と書いていました。
また、
朝の学習は夜の学習の約1.5倍の効果があるそうですよ。

息子くんと朝活巻き込もうかなと思いましたが
「無理」との回答が予想されましたのでやめます。

この書籍
とにかくたくさんのエッセンが盛り込まれているのです。

□ご褒美のあげ方
□人前での我が子対応
□宿題の取り組ませ方
などなど。
面白くてタメになります。

中でもやっぱり心に残ったのは
学習習慣をつけるタメには、
短時間でも毎日学習する習慣が大事
ってことです。

ここまでは保護者目線でのお話でしたが
ボクは教師。
教師目線での子どものつまずきについても学ぶことができました。

ポイント3つ

□低学年では、
位・目盛り
をしっかりとおさえることです。

大きな数字になると途端に読めなくなります。
そんなとき、位は4つ目に線を引かせることで
読みやすくなるとか。
(そんな実践的な手法も書かれているこの1冊。熱いです)

また、単位は暗記だとか。
単位がまとまっているPDFがQRコードが添付されているので便利です。
ボクも出力してあちこちに貼りまくろうと思っております。

□高学年では、
およその数・四捨五入が苦手でここをおさえる必要あり。
また、図形にも苦手意識が強いため言葉と意味を理解させる必要があります。

□文章問題は音読で対応。
算数が苦手な子は、その文章の多さからすでにやる気がなくなるとか。
(実感します)意味がわからない、何を聞かれているのか分からない。
そんなときは、声に出して読む音読が効果的だとか。
2、3回声に出すことで頭の中で整理されるようです。
普段の授業でも活かせますね。
取り組む前に諦めている児童をなんとか立ち上がらせたいです。
わからなければどんどん読ませることだと学びました。

そしてそして!
最後の奥義!
算数ができる子になるタメには

必ず検算する習慣をつけさせる

ということだそうです。
今木さんの所属する団体のビックデータをもとに
エビデンスたっぷりで紹介されていました。

テストや入試など問題の構成として
初めは基礎を問う計算から始まります。
そこを確実に獲っていくタメには
ケアレスミスは許されません。
もったいないのです。
だからこそ、やっぱり“検算“なんだと著者は言われていました。

たくさんの気づきと
チャンスをくれたこの一冊で
ボクは我が子に、そして本校の児童に
支援したいと思った今日この頃です。
そうそう!

職場の先生にもしっかりとシェアしていきますよ。

【教訓】
検算しよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?