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マインドフルネスで自分を変える・心をいやす

皆さんは「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがありますか?

マインドフルネス
●心を開放して、決めつけない態度で、「今」に集中すること。
「今」という瞬間を、【意識的に】生きること。

という意味です。

・悩みストレスや不安でつらい
・先のことが不安であれこれ考えてしまったりなかなか行動に移せない
・自分を変えたい

という人は、マインドフルネスの実践、つまり「今」という瞬間を大切にしましょう。

今という瞬間を「意識的に」生きることで、必ず道は開けます

そして、それにはコツがあります。

1.評価を手放す

人は目の前の事柄に対して機械的に評価してしまいます。すると「気づき」や「客観的な視点」を持つことができません。評価が浮かんだら、浮かぶままに任せて冷静に観察してみましょう。実は「呼吸」に注意することでそれができるようになります。

2.忍耐強さも必要です

今に集中し今に生きることは大切ですが、何かを考えたり行動したりしても、すぐに結果が反映されるとは限りません。ものごとにはそれなりの時間の経過が必要だと理解し、すべてを受け入れることが必要です。

3.「初心」を忘れない

「知っている」と思い込んだり「普通だ」と信じ込むと、本当の姿や「異常さ」に気づけなくなります。どんなことでも初めて見た時と同じように受け止めましょう。「今、この瞬間」がかけがえのないものとなります。

4.自分を信じること

自分の人生を生きるのは「自分自身」。自分自身に責任を持ち、自分の中の声に耳を傾け、自分という存在を信じましょう。そうすれば、他人への信頼感が自然に生まれ、他人の良さが見えてくるようになります。

5.ゆっくりと、がんばりすぎない

何が起きていようとその瞬間のすべてに注意を集中し「今」を受入れましょう。結果を急いでむやみに努力をするのではなく、緊張しているときは緊張している自分を受入れ、痛むときは痛みとともに存在し、評価しているときはその心の動きを観察しましょう。
そして、コツコツと規則正しく取り組んだり、じっと我慢して目の前のことに取り組んでいると、ゴールは自ずと近づいてきます。その力は自分自身の中から生まれてきます。

6.「今」を受け入れるとは

ものごとを「今、あるがままに見る」ということです。

×何でも好きになる
×あきらめる
×何でも積極的になる
×大目に見たり、あるがままで満足する

ということではありません。

そして、「あるがままに見る」ことができるようになると、どんなことが起こってもうまく対処できるようになります。客観的にものごとをとらえるので正しい判断ができ、自分に対する信頼感も生まれます

7.とらわれないこと

あるがままにものごとを受けとめるためには、何かにとらわれてもそれを手放そうとする姿勢を持つことが大切です。

とらわれる → 手放す → 次にどんなことが起きるのかを観察

このサイクルを実行して、今に集中しましょう。

■「とらわれる」ことの一例
「心と体にとらわれている」と眠れません。
心の不安を手放してあるがままを受け入れ、それから「体の声」を聴いてみましょう。

自分がとらわれているのを積極的に観察していると、「とらわれない」ことが大切だということが必ずわかってきます。

また、強烈な思いにとらわれた時は、「とらわれる」というのがどんな感じなのか客観的に考えてみましょう。
例えば、

1.どんなことでどんな結果を生むのか
2.どんな感じがするものか

をつきとめてみるのもいい方法です。

以上の7つのコツを実践して、「今」という瞬間を意識的に生きることができるようになると、心が落ち着き、ものごとを冷静に客観的に見れるようになるので、

未来に対して前向きでポジティブになる
●問題や困難に対処する力が付く
悲しみや苦しみからしなやかに回復する力(レジリエンス)を養える

次の機会には、マインドフルネスの実践に役立つトレーニング法について書こうと思っています。


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