見出し画像

創作の掲載を開始します(そのリストです)。

noteに過去に書いた作品の掲載を開始します。
古くは中学生のときに書いたシロモノから、最近の力作(?)までさまざまです。
気まぐれに載せるので、書いた順とはバラバラに掲載することになると思います。
別に話が繋がってるとかそういうことは全くないのですが、なんとなく、書いた順番を分かってもらえるといいのかなという気がしています(言うほど進歩もしてないんですけどネ……)。
なので、小説の題名の頭に作品番号、末尾に執筆年を振るのと、ガイド代わりにここに一覧を載せておきます。

【創作一覧】

#1 Gradation Graduation(2003、40枚、13550字)
中学卒業を記念して書いた、少年とトイレの幽霊との心の交流を描いた第一作。微笑ましく読んでください。

#2 散る散る満ちる(2005、116枚、34283字)
某賞に応募、編集者から『**歳とは到底思えない文章力』とのコメントを頂く。ただし、『ストーリーは童貞系』だそうです。それで、自分は文章力で生きていくんだ!と思う。

#3 寂寥の地平(2005、120枚、43088字)
某賞に応募、編集者からのコメントは『う〜ん』の一言で撃沈。個人的には、この作品から自分の方向性が決まり始めた。

#4 祈りだった(2006、183枚、64621字)
初めて150枚超えの作品に挑む(現在でも文字数ベースでこれが最長)。
どろどろした感じに作風が固まる。

#5 湾(2011、118枚、38000字)
 ⇒#8『宿痾』にリメイク
結果はついてこなかったけれどすごく好き…というか気に入った作品だったので、後日『宿痾』にリメイクしました。

#6 沸騰(2012、153枚、50062字)紹介
 ⇒『不確かな愛のかたち』収録(第三十二回文学フリマ東京)
初めて『同性愛』をテーマにする。中でも『同性婚』というテーマ設定は、今でもそれなりに新しい気もするのですが……。

#7 三つ百(2012、77枚、30625字)
実験的なものを書いてみたい、と思った作品。難しい。

#8 宿痾(2013、151枚、52426字)紹介
 ⇒第十九回文学フリマにて同人誌発行
『湾』リメイク。決死の覚悟で挑むも玉砕。自信を喪失する。

#9 Please make me gay.(2017、184枚、63560字)紹介
 ⇒『不確かな愛のかたち』収録(第三十二回文学フリマ東京)
風呂場でタイトルを思いつき、これはいけると思って数年ぶりに頑張る。再びテーマは『同性愛』。

#10 猖獗の前夜(2020、42枚、13003字)
 ⇒#20『誕生の祝砲』にリメイク
文芸サークルに所属して久しぶりに書いたもの。長い(といっても大したこともないけど)ものばかりを書いていたので規定の短さに戸惑う。

#11 馬、もしくは鹿(2020、28枚、9270字)
 
⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
サークルで『コロナウィルス』をテーマに創作しよう、と言われて書いた作品。相変わらず長さの感覚が掴めない。

#12 何度も燃えあがる(2020、84枚、26100字)紹介
 ⇒『桃鞜 2020秋号』収録(第三十一回文学フリマ東京)
 ⇒『眩しくて見えない』収録(J.Garden50)
文芸サークルで『文学フリマ』に出店することになり書いたもの。『大人のゲイ』というテーマを、自分なりにBLに仕上げてみる。

#13 屹立(2020、38枚、14000字)
 
⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
前から書いてみたかったテーマに挑む。いつの間にか短めのものしか書けなくなっていて愕然。

#14 それだけで世界は輝く(2021、106枚、34100字)紹介
 ⇒『眩しくて見えない』収録(J.Garden50)
再びBLに、今度は真正面から挑む。某賞に応募するつもりだったけど、結局見送り。こちらに活路を見出すべきなのか?と現在進行形で悩み中。2021年創作第一弾。久しぶりの100枚超え。

#15 極夜(2021、63枚、21200字)紹介
 ⇒『桃鞜 2021春号』収録(第三十二回文学フリマ東京)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
文芸サークルの文フリ出店に書き下ろしたもの。テーマは『東京・ゲイ・孤独』。当初は二つの章が交互に進行する作品だったが、ストーリー上の都合により諦める。2021年創作第二弾。

#16 水のない海(2021、29枚、10700字)紹介
 ⇒『不確かな愛のかたち』収録(第三十二回文学フリマ東京)
『ゲイ』をテーマに書こう、という気持ちの上で、タイトルだけ構想していたものをくっつけて書いた作品。しっかり短めに仕上げてみたかった。2021年創作第三弾。

#17 一夜(2021、21枚、7135字)紹介
 ⇒『眩しくて見えない』収録(J.Garden50)
ミニマルな話を作りたい、という指向。枚数的にも自己最短の物語に。ただ中身はBLなのかゲイ文学なのか? わからんものが出来上がる。2021年創作第四弾。

#18 あふれた愛(2021、27枚、8900字)
 ⇒#23『あふれる』にリメイク
秋の合同誌用の小説。2021年創作第六弾。とりあえずできたものの、いろいろご意見を頂戴したので処遇を考え直す。

#19 愛のてりやき(2021、31枚、10380字)
 ⇒『桃鞜2021秋号』収録(第三十三回文学フリマ東京)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
秋の合同誌用作品その2。感情が路頭に迷う。2021年創作第七弾。
これでいいのか自信がない……。

#20 誕生の祝砲(2021、52枚、16021字)
 ⇒第三十三回文学フリマ東京にて同人誌発行
#10『猖獗の前夜』を改稿した作品です。神になってしまった僕と、神になりたい少年との激動の運命の記録、といった内容の作品です。割とがっつり直しました。

#21 もう行かなくちゃ(2022、40枚、12535字)
 ⇒『桃鞜2022春号』収録(第三十四回文学フリマ東京)
 ⇒#24『離陸』にリメイク
合同誌用に書き下ろし、一旦掲載を見送って下の『このままじゃ〜』を書いて、結局こちらを載せることに……と二転三転した作品。ゲイ文学とBLの間的な物を書きたかった。

#22 このままじゃ溺れてしまう(2022、30枚、9737字)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
合評会で随分な言われようだったのでした。う〜ん……。

#23 あふれる(2022、30枚、10187字)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
『あふれた愛』改稿(「浮気」がテーマ)。いただいた意見を元にブラッシュアップ。なんだかんだ好きなんですよね、この話。

#24 離陸(2022、73枚、22340字)
 ⇒文学フリマ大阪11にて同人誌発行
『もう行かなくちゃ』改稿。
よりBLみを強め、方向性をはっきりさせる。

#25 リバーシ(2023、26枚、8192字)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
タイトル一人勝ち。

#26 命のない体(2023、31枚、10481字)
 ⇒『私たちは愛なんて知らない』収録(文学フリマ東京36)
所属していた文芸サークルでプロットだけ提出したものを、しっかり小説にしました。このくらいの長さを想定したプロットだったので、割とその辺の感覚は掴めるなあという感じ。

#27 手品もしくは魔法(2023、89枚、27225字)
BL。「名前のない特別な関係」を描きたかった。BLってそういうもんじゃないんですか!?(訊くな)
『第3回ビーボーイ創作BL大賞』に応募。一次通過(最終候補)。

#28 (某賞結果待ち)(2023、105枚、31643字)
某賞に応募したBL作品。現在結果待ちです。ダメだったらそのうち本にします。

#29 桜が狂い咲きしている(2023、69枚、21484字)
 ⇒J.Garden54にて同人誌化
少年とトイレの幽霊の交流を描いたBL作品……って、そうです、処女作の改稿――というには別物なので、リミックス作品です。初期作品のリミックス、ちょこちょこやってみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?