統合失調症が疑われる家族が病院を拒否する場合に納得させ連れて行く方法はあるのか?

Mitoです。

統合失調症が疑われる家族を病院に連れていくには

統合失調症は、自分が病気であるということを認識することができません。

周りからみて明らかに妄想を言っておかしいと思うかもしれません。
でも本人からすると、自分は正しく周りがおかしいと思っている状態です。

あるいはなんとなくおかしいと思っていても、
病気に対する不安からその事実を認めることができないということが起きてきます。

本人もそのようなことが起因して、病院に行きたがらないのかもしれません。

私の母の場合

私の母の場合も、
メンタルクリニックには絶対行きたくない。と拒んでいた時期が長くありました。

それでも家族が病院へ連れて行く方法はあるのか記述します。

無理やり行かせるのはNG

病院へ行くことを頑なに拒否されると、家族は困ってしまいますよね。

もちろん、
病院に行くのを拒んでいる統合失調症の方を無理に病院に連れていくのは、やってはいけないことです。

統合失調症の症状は家族にとって大きな負担になるのは言うまでもありませんが、
それでも焦って本人を病院に連れていくことはNGです。

余計に拒まれてしまって、本人をさらに大きな不安が付きまとうようになります。

最悪の場合には、
周囲の人間に対しての憎しみを被害妄想によって、
大きくしてしまうこともあります。

我が家のケース

私の場合は、
知識が全くなく、ただ母がおかしくなったと思い
強く言ってしまった時期もありました・・

逆上させてしまうことも実際にありました。


お医者さんに家に来てもらう

脳の機能異常によって、
自分が統合失調症であることを認識できない状態の場合には、病院に連れて行くのは難しいです。

こんな時には、往診を使う方法が考えられます。

統合失調症に対する理解

自分が統合失調症であることを認めなくないという場合は、
病院に連れていくことができる可能性があります。

統合失調症かもしれないという自覚があるためです。

まずは、本人が抱えている統合失調症にたいする不安を取り除くことから始めるといいです。

統合失調症は症状を回復させることができるし、
そのためにはできる限り早く治療を始めるのが良いのだということを本人がしっかり理解できれば、病院に行けるようになるはずです。

統合失調症が、自然な形で病院に行けるような環境作りが必要になります。

疑心暗鬼になりがちなので、周囲にたいして本人が信用できるようにしていくのがいいでしょう。

私の母の場合

私の母の場合は、家族旅行の後
幻聴があり、自ら
「自分っておかしいかも」
と気づき病院に行くこととなりました。

カウンセリングを受ける選択肢もあります

精神面が安定しないときには診断をする前に、
心のケアとしてのカウンセリングを受けるという方法も良い方法になります。

心を周囲に開くことができれば、
病院に行く気持ちが芽生えてくることになります。

統合失調症患者の家族向けにカウンセリングを実施しています。


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