本を作る旅人と出会った話。
11/1 13:59 僕はハッと思い出した。
「インスタのメッセージ返してないわ!やべ!」
ここでいうインスタのメッセージのやり取りの相手は、1週間ほど前に友人と飲みに行ったスナックで出会った、不思議な雰囲気を放つ男性。
その名も「タケさん」
彼は日々バイク旅をしながら、世間の引きこもり達に外の世界の楽しさを伝えるために本を書いているらしい。
なので、面白い活動をしている人に会っては
「是非、本に書くために取材させてくれ!」
と言って話を聞いているのだとか。
そんな彼とスナックで出会った後に「取材させてよ!」とお話をいただいた。
「え、僕なんかでいいんですか!?!?」
とかなんとか喜んでいた僕は、
日程を決めるやりとりの最中、返事をすっぽかして今日の今日まで気がつかなかったのだ。
↓タケさんの優しさ溢れるメッセ。
タケさん、ほんとすみませんでした笑
日程について話を進めると、なんと家から数キロの銭湯に来ているとのことだったので僕はタケさんの待つ銭湯に向かうことにした。
自転車を漕ぐこと15分、僕はタケさんの待つ銭湯に到着。
「お久しぶりです!今日はよろしくお願いします!」
そんな何気ない挨拶から立ち話を数分した後、タケさんの「近くのアトリエで話をしよう」という提案に乗り、そのアトリエまで散歩しながら話をすることに。
ド田舎の脇道を歩きながら、僕らは
・これまでの人生でした経験の話
・今の社会に感じる違和感の話
・田舎の素晴らしさの話
など、いろんな話をした。
ただ、その時間30分www(往復1時間)
ヘトヘトになりながら、おっさん二人は歩き続けた。
しかし、その甲斐はまったくなく、今日はアトリエは休業しており、見れたのは謎のオブジェだけだった。
なにやらこの地域でアートのお祭り行事があるようで、時期が来ると海外から日本に来たアーティスト達が芸術作品を町中に展示して回るんだとか。
...とはいえ、お目当てのアトリエはお休みだったので足を休めることもできず。
その足でそのままきた道を戻り、再び銭湯へ。
↓歩き疲れ果てたタケさん(38)笑
普段は一切タバコを吸わない僕ですが、タケさんの手巻きタバコをもらって、二人で煙を味わいながら他愛もない雑談を楽しんでました。
↓中でも面白かったのはこのポストカードの話。
実は、このカードに書かれているサラリーマン風のおじさんにとてつもない秘密が,,,(笑)
しかも、マジでガッツリ怖い話。
オバケとかって話じゃないけどね。
他にも
・タケさん自身が定住が苦手な話
・旅人になるきっかけの話
・実は今度、九州大学を受験する話
などいろんな話をした。
なんかいいよね、旅人。
そんなこんなしていると、時刻は18時半を跨ぎ、外ももう真っ暗。
もうこんな時間か...と、おもむろにバイクにまたがるタケさんに僕から最後の質問。
「次はどこにいくんですか?」
タケさん「...唐津に。夜の街が賑やかでね。」
これが、本を作る旅人と出会った話。
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