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最上三十三観音②

   [目次 ]
   私の考え事
   第二番礼所 千手院
   旧街道のおはなし 二口街道

 今年の夏は、気をつけながらどこかに旅行に行きたいなぁ。
五月晴れの日、観音様をまわりながら心地よい風を感じて、久しぶりに解放感をあじわっていました。
  
観音様巡礼の観光バスも何回か見かけました。

皆さんもコロナ前の日常が少しずつ戻っている実感があったと思います。

しかしながら六月から七月は、心配事なしに旅行するには厳しいものになってしまいました。

短い梅雨が明けたかと思ったら猛暑。
そしてガソリンの高騰に物価高。
コロナの感染者の急増。

それでも、閉じこもり気味な昨年よりはいいのか。
個人的な感想ではありますが、
乱れた心を鎮めるにも
観音様に手を合わせることは良いのかもしれません。

宝珠山千手院 第二番礼所

千手院観音堂


 二番礼所の千手院は、お土産ものやさんや休憩所で賑わう立石寺(山寺)の入口前を通り過ぎて、さらに奥へ進みます。

千手院は、松尾芭蕉が「 閑さや岩に滲み入る蝉の声」の俳句をよんだ有名観光スポット山寺の裏スポットです。

千手院から15分ほど登っていくと蜂の巣のような崖の垂水不動尊や垂水遺跡に行くことがでします。

ご興味ある方はぜひ行ってみて下さい。

山寺の階段を登ったことはあるのですが、垂水遺跡には行ったことがないのです。
私も体力をつけて行ってみたいと思っています。

千手院の入口に着くと「ついてる鳥居」が存在感を放って立っています。

斎藤一人さん奉納なのでしょうか。
隣に斎藤一人さんの石碑がありました。

柱の右側にだきつくと「恋愛運」が、左側に抱きつくと「金運」が上がるそうです。
ちなみに二ついっぺんにやるのはダメだそう。

参道の階段を登ります。
少し登ると参道を線路が横切ってます。遮断機はなしです。
仙山線がここを時々通過します。注意が必要な珍スポットです。

線路が見えます

登りながら見る下の景色はどこか懐かしく。
天気も良いので、子どもの頃過ごした夏休みの田舎の景色のようです。

参道を登りきると観音堂にお参りです。

観音様の前に、お堂の左右にある守り本尊にお参りします。
ひとつひとつ違う十二支の石造りの御本尊です。

カランカランと鐘を鳴らし、観音様にお参りした後、御姿を拝見しにお堂の中に入りました。

千手院の観音様は、御手がたくさんあります。
私は、はじめて実際に千手観音様を見たので、なにやらありがたい気持ちが増したような気がします。

昔の人もこんな気持ちだったのでしょうか。

しばし、お堂の雰囲気を味わったあと外に出て御朱印を書いていただきました。
お庭の雰囲気も味わい、まったりしながら書き上がるのを待ちます。
今年、はじめてのトンボにも会うことができました。

旧街道のおはなし

 私がnoteではじめて載せた [ 出羽の国からお届けします] でも書いた高瀬 (ジブリで名が知れた)からの二口街道。

ひとつは難所だが近道の高瀬から、
もうひとつは山寺から、峠で合流して仙台へとつながっていました。
今は、高瀬からの道は通れなくなり、山寺からのみ通じています。
 … なかなか狭い道らしいですが、車が通れるほど舗装されています。

 山形市と仙台市間の二口街道にも興味があります。どんな形になるかわかりませんが、できれば追ってみたいです。




夢に協力していただき、ありがとうございます。ただただ感謝です(^^)