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何もない豊かさからマインドフルネスへ

地震が立て続けに起きて不安になられている方があるかもわかりません。世界情勢も不安定ですし、何かが大きく変化しているのも事実です。お金が単なる紙屑になってしまったら・・・歴史的にそういうことは何度も起きているようですし、もしかしたら・・・まさか・・・ということがどんどん起きているので、心の準備をしておいた方がパニックにならないで済むでしょう。

もちろん前兆はあるものの、誰も信じたくないから、ありえない、と夢を描いて今持っているものにしがみつこうとします。幻想だと薄々感じながら。例えば一番わかりやすいものが私たちの命そのものでしょうか。どんなに健康に気を付けて手を尽くしてもこの肉体は滅びていきます。サイボーグで生き続ける構想もありますが、それも生命に対する執着のように思えます。何かを失うことは恐怖で不安で考えたくないことかもしれませんが、一番大切な、命そのものも含めて全ては無くなります。

怖いことを考えないより、きちんと見据えた方が実は恐怖も不安もなくなりますが、ほとんどの方は考えないようにして逃げてなんとか精神の均衡を保っているように見えます。しかし、もしかしたらそういう対処の仕方で間に合わなくなる時代が迫っているように思えます。そうだとしたら、一体何を指針に生きていったら良いのでしょうか?全てを失った後に残るものは何か。聖書には、それは愛だと書かれています。愛とは何か難しく考えないで、本質的に大切だと思うこと、それを行えばいいということでしょうか。

すぐに過ぎ去っていく、壊れてしまうものにとらわれないで・・・物質は全てそうです。桜もすぐに散ってしまいます。だからこそ、今を楽しんで、プリザーブになどしないで、二度と来ないこの永遠を楽しみましょう。今ここの永遠を味わい尽くしていたら、全てが無くなった時、実は全てを持っていることに気がつくのではないでしょうか。

きっとこういうのをマインドフルネスというのですね。

4月10日のTuuliオープンキャンパスでは、日常をマインドフルに過ごす簡単なエクセサイズも行います。こどもでもできる、こどもだからこそスッと入っていける今ここを心ゆくまで堪能して遊びましょう〜

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