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想い出がスクリーンに映し出される時

何気なく生活をしている時に、ふと唐突に、昔の記憶や思い出が、頭の中を駆け巡る。そういう瞬間ってないだろうか。

私にはこういう瞬間がよくある。本を読んでいる時、音楽を聴いている時、ご飯を食べている時。唐突に頭の中にイメージが湧き上がる。それは楽しかった頃の想い出だったり、辛い記憶だったり、いろいろだ。

ただ、そうやって頭の中に湧いた思い出や記憶は、一瞬でどこかに過ぎ去ってしまうことの方が多い。すぐ、意識から離れていってしまうのだ。そんな時、自分の頭の中の記憶をそのまま、映像化してスクリーンに映し出せればいいのにって思う。

楽しい記憶を映像化できれば、見返す度に楽しかったり、嬉しかったりして、すごくハッピーな気持ちになれる。辛い記憶だって、映像化されることによって、その時は辛いと感じたけど今はそうじゃないかもと感じたり、抑圧されていた辛さや悲しさと向き合うことができたりするかもしれない。もう亡くなってしまった人の元気だった姿を、もう一度しっかり見ることもできる。

10年後、20年後、30年後、50年後、100年後、いつになるか分からないけど、こういうことを可能にする技術がでてくればいいなあと思う。

ただ、記憶を思い出したり、思い出さなかったりで、いろいろ思い悩んだり、葛藤したりするのがいろんな想像力の源にもなっているのかもしれないと思うと、一概にも言えないのかなあと悩む。

あやふやになりがちな記憶や思い出をなんとか形にしたいから、日記を書いたり、写真を撮ったり、動画を撮ったり、創作したりするのかもしれないから。


#日記 #エッセイ #30年後あったらいいな

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