見出し画像

2023年定時株主総会を開催しました!

8/19-20に風と土との株主総会@海士町を開催しました!

株主が乗ってきている船をお出迎え!

なぜ風と土との株主総会は2日間に渡るのか?それは、、、1日は本気で遊び、1日は本気で議論するためです!

実はベストシーズンの海士町を存分に楽しんでもらいたい!と思い、そのために株主総会を8月に実施できるよう、4年前に決算月を6月に変更しています。

今回はゆっくり過ごしたい株主も多く、全員前泊で8/18に海士町入りするという嬉しい3日間になりました。ちなみに風と土との株主と監査役はこちら!

3ヶ月に1回の取締役会でも温かくも厳しいフィードバックを頂いています

到着早々、お隣の島・西ノ島へご案内!

海士町から船で10分の隣の島・西ノ島には国賀海岸という高さ257メートルの断崖絶壁「摩天崖」(まてんがい)があります。ユネスコ世界ジオパークにも認定されている隠岐の大自然を感じながら解放感に浸ります。

この日の気温は30度以上ありましたが風が気持ちよくワイワイと歩く!

「摩天崖」を後にしたあとは焼火(たくひ)神社の宮司・松浦さんに西ノ島と海士町の違いは?をテーマに島ができた歴史や風土にも触れて頂きながらゆったり時間を過ごしました!

画面右下のイスに座っておられるのが松浦さん。面白くも勉強になるお話が盛りだくさん

海士町に戻ってチェックインするのは隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点施設Entô(エントウ)。しばしの休憩タイム。

「地球に、ぽつん」をコンセプトに静かな時間を過ごせます

夜は島で唯一のイタリアンレストラン”Radice”(ラディーチェ)へ!海士町産の旬の野菜や魚をふんだんに使った美味しい料理に舌鼓を打ちました。

乾杯ドリンクはこの日のために用意して頂いたスパークリング日本酒!

前泊とは思えない充実した1日はこうして賑やかに終了!

株主総会前日は本気の遊びと本気の議論!

翌朝、午前中は夏を満喫するべく副町長・吉元さん、吉元さんの息子・翔太さん、そして風と土との代表・阿部の3人が船を出して海ドライブ!海士町の海は透明度が高く魚もよく見えて気持ちいいの一言。都会ではなかなか味わえない贅沢な時間を過ごしました。

晴天の中、船を出すという贅沢!

お昼を挟んで午後は「島の戦略会議」。今年で4回目となる株主総会は、株主との関係性を風と土との社内だけに閉じず「外に開く」ことをテーマに。町長・副町長はじめ、島のこれからを考える役場職員や海士町にある民間企業も呼んで「海士町のこれからをどうしていくか?」について真剣な議論を交わしました!

地域を元気にする活動をしている株主も多く議論は白熱。参加者それぞれが持つ課題に対して、課題の進化や解決アイデアがボコボコ生まれて会場は熱気に包まれました。

風と土とのオフィスが入っている村上家で島の戦略会議を実施

その後はフリータイムでそれぞれ過ごしたいように時間を味わうひと時。

サウナ組はこちら。

サウナの目の前は日本海。ビールを片手に!

釣り組はこちら。

高級魚キガナ(アオハタ)をゲット!

夜は2023年にオープンしたグランピング施設 TADAYOIでBBQ!心地よい疲れを残しながら海士町が誇るブランド牛・隠岐牛や夏の旬である白イカを食べながらとっておきのシャンパンで乾杯するなど大いに盛り上がりました。

この日のために用意した日本酒と合わすのは、幻のウニと呼ばれる赤ウニ!海水で洗った絶妙な塩味と共に口には甘さが広がります。

幻のウニと呼ばれる赤ウニ!

夜が更けても議論は終わりません。お腹を抱えてバカ話をしたり、リアルな実体験から紡がれる経営哲学を語り合う贅沢な夜が過ぎていきました!

夕陽をバックに写真をパチリ!

いよいよ株主総会本番!!

2日間で本気で遊んだ後は、いよいよ株主総会当日です。風と土と全員で1年間(今期は16期目)の総括と、それを踏まえた来期(17期)の展望を喧々諤々、議論して試行錯誤しながら資料に落とし込んできました。

冒頭の挨拶はピリッと空気が張り詰める瞬間です。

風と土との株主総会は2部構成となっており、1部が報告事項と決議事項。2部は「みらい会議」と呼ばれる来期に向けたディスカッションの時間。

ピリッとした緊張感に身が引き締まります

1部の報告事項と決議事項の場では主に計算書類を承認頂きます。おかげさまで4期連続黒字となり嬉しい報告ができました!

BS/PLの3期比較、事業別人件費率などを整理して報告!

2部では来期、また中長期的な視点で「どんな未来にしていくか?」をディスカッションする「みらい会議」。前半は人材育成事業、出版事業、地域づくり事業のこれまでの取り組みや見えてきた勝ち筋を共有しながら、どう社会にインパクトを出していくのかを話し合いました。

これまで3年間で見えてきたことは、わずか6名の社員数だけど豊かな仲間=関係資本に恵まれている風と土との戦い方は「浅く広くではなく、狭く深くいくことで結果広がる」というもの。

そのために、経営理念は「共感から始まり、共に価値を生み出す」。利益に根付いたビジネスも大事ではありますが、信頼関係に根付いたビジネスをすることで強いビジネスにできる可能性を感じる時間となりました。

2時半たっぷりとディスカッションできる贅沢な時間!

後半は時間軸を伸ばして中長期な視点に立ったディスカッション!今回は事前に社員一人ひとりが「今、解くべき風と土との課題」を出し合い、株主にぶつけるテーマのタタキ台を作成。

事前に社員一人ひとりが「今、解くべき風と土との課題」を出し合う

最終的に下記2つに絞られました。

・風と土とのアセットは何なのか?
 生かし切れていない?我々の強み・活かすべき特性

・風と土とから生まれたら面白いと思う事業は? 
 (制約条件:労働集約型ビジネスではないもの)

タタキ台をディスカッションの起点に、新しい採用の形、トップラインの考え方、制約条件の外し方、非労働集約ビジネスの難しさ、投資とリターンの発想の幅の広げ方、体験の高付加価値化について、などなど未来に繋がるヒントが次々と生まれて熱量が上がっていきました!

気持ちのいい天気で議論も白熱!

全行程が終了して最後は全員でお見送り。また来年もよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?