旅の話をしよう ～はじめに～

最近、ワクワクしましたか

見慣れた日常の中で、どこか鬱々とした感覚。毎日の仕事に追われ、気楽に外出もできなくて。

だからこそ、今、旅の話をしよう。

飲み物を片手に、旅の話をして、そうすれば心は今すぐどこまでも遠くへ行けるはず。あの、旅のワクワクを今、思い出して欲しい。

そして、出掛けることのできるタイミングで、ちょっと力技で時間を作って、次は本当に、どこかに向かう列車に乗ってしまえばいいのです。

どこへ行こう？

次の旅のことを想像していると、楽しい気持ちになってくる。いつかの旅の写真を見返していると、細かな一つ一つまで記憶がよみがえる。

「どこへ行こう・・・？」

遠くまで走ってゆく列車、身近な街を結ぶいつもの路線、どちらにもまだ見たことのない風景が広がっているはず。

列車で旅する一場面を切り取って、旅の話をしよう。

あなたが車窓を眺めてみたい列車を、その先に見てみたい景色を、見つけてもらえればうれしいと思っています。

#列車 に乗って

開いたドアから列車に乗ってしまえば、あとは身を任せていればいい。

運転に気を付ける必要もないし、お酒を飲んだって構わない。その日、その時間の、その土地の暮らしがあって、窓の外には見たことのない風景が流れていく。季節が変われば、車窓はまたフレッシュな世界を見せてくれる。

派手さはないかもしれないけれど、これは大人の時間。

#自己紹介 にかえて

旅が好きで、仕事の都合をつけては、国内にも海外にも出掛けてきました。

その中でも特に好きなのが、列車の旅。

車窓を眺めている時間は穏やかで、心が深呼吸しているような気持ちになります。

そして目的地に着いたときの「今、旅している」感覚。

いつしか着いた別の列車から降りてきた人達を見て、この土地の暮らしを想像したり。大きな駅ならば、駅弁を選び、お土産を物色するのも楽しいひととき。

これからの記事が、次の旅の道標になれば幸いです。

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風旅記

風旅記 ─バックパック篇─