父の3回忌に感謝と祈りを・・・。
今年は父が他界して3年。
もう3年とも感じるし、まだ3年とも感じる。
家族で集まり、粛々と3回忌を執り行った。
お坊さんは呼ばずに、家族だけでお経を読んだ。
正信偈というお経のⅭⅮにあわせて、唱える。
20分ほどのお経なのだが、その間は心の中で父を想う。
その時間はあたたかくて、おだやかな気持ちになれる。
お経の意味はわからない。
そのおかげで無心になれる。瞑想状態にもちかい。
お経が終わると、家族で食事。
こうした時間が作れるのもまた意義深い。
家族みんなが健康でいてくれることに感謝できる。
法事というものは、亡くなった家族のためでもあるし、残された家族のためでもある。
時間をかけることで、少しづつ心が落ち着きを取り戻すのだ。
「こうした時間をこれからも紡いでいけますように」
お願いと感謝をこめて父に祈った。
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