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霧が晴れて

ようやっと
霧が晴れ
視界が開く

よく来たね

新たな境地が
わたしをみて
微笑んでいる

長いこと
迷ったようだけど
今しばらくは
ここで
ゆっくりしていくといいよ


⭐︎

敬老の日と母の誕生日を兼ねて、妹が両親へのプレゼントに傘を選びたいというので、一緒に近所のデパートに出かけました。

わたしは別口でプレゼントのアイデアがあるので、傘を選ぶお手伝いです。

傘を選ぶなんて久しぶり。

妹と、あれやこれやと意見を出し合い、決して豊富とはいえない選択肢の中から、納得のいくものを選び出すことができました。

バブルの頃は色柄も豊富で、図柄や色使いだけでキュンキュンするような素敵な傘がたくさんありました。学生時代によく見かけた、KENZOさんの鮮やかな花柄には心ときめいたものです。

それを思うと、随分と傘にかけるメーカーさんの情熱も予算も縮小してしまったようで寂しい氣持ちになったデパートの傘売り場。

けれど、当時には無かった超軽量で骨の多い新しいタイプの傘もあって、母のものはその中から選びました。

重いものを持つのが苦手な母にぴったり。氣分が上がるような鮮やかなピンクの傘は、それぞれの骨の先端に小さなゴールドの粒があしらわれていてゴージャス感もあります。

ともすると寂しい氣持ちになりがちな雨の日のお出かけを、盛り上げてくれそうです。

⭐︎

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この日のランチでいただいたデザートです。わたしはプリンを、妹はコーヒーゼリーのパフェを。

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このパフェに入っているコーヒー味のアイスクリームが、味わい深くてとても美味しい!

妹は、昔からパフェが大好きです。わたしは、昔からプリンアラモード派。

妹とは難しい時期もあったけれど、こうして同じ時を過ごせること、たわいもない会話を交わせることがとても嬉しかった。

⭐︎

帰宅をして、洗濯物をたたんでいると。

思えば、この数年。いやもっと言えば10年近く。わたしの目の前を覆っていた霧がスーッと晴れていくのを感じました。

もちろん、霧の中にいるだなんて微塵も思っていなかったけれど。意識の螺旋を少しずつでも先に進んでいるつもりでいたけれど。

今、ようやく、霧が晴れたその先の世界をこの手にしている、そんな実感を得た時、今日の言葉が生まれました。

そして。
霧が晴れた、といえばこの歌を思い出します。

「雛菊の地平線」

新たな世界への旅立ちに自分を奮い立たせる凛とした女性の心を描いた名曲です。リンクに飛ぶと懐かしい動画をお楽しみいただけます。

松田聖子さんのアルバム「Strawberry Time」に収録されています。







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