【10人に1人が経験】小1プロブレムって知ってる？ | 保育学生にインタビュー
こんにちは！幼稚園建設プロジェクト、リーダーのユースケです！
今回は、現役保育学生のナツミさんに就学前教育の重要性について伺ってみました！特に「小1プロブレム」という言葉、皆さんはご存知ですか？私はこのインタビューをきっかけに知った言葉でしたが、幼児教育の重要性を語る上で非常に重要な問題でした。
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「すべての子どもたちが希望を持てる社会を目指して」
幼稚園建設プロジェクトは、早稲田大学の学生を中心に子どもたちの教育環境の改善と女性の社会進出・村の発展を目的にカンボジア・ロムチェック村に唯一となる幼稚園を建設・事後支援を行います。
インタビュー開始！!
Q1. 幼稚園、保育園、認定こども園の違いは？
────まず、日本における幼稚園、保育園、認定こども園の違いはなんでしょうか？
ナツミ：まず、幼稚園は小学校を小さくしたようなイメージです。ひらがなや簡単な算数など、教育的要素を多く盛り込んでいます。
これに対し、保育園は子どもをより長い時間保護することが目的です。
そして、認定こども園は幼稚園と保育園のハイブリッドのようなイメージです。
Q2. 幼稚園に通えないことによる、子供への影響は？
────我々の支援先のロムチェック村には幼稚園がありません。幼稚園に通わないことによる子どもへの影響はどのようなものがあると思いますか？
ナツミ：子どもにリスクがあると思います。幼稚園や保育園を経ずに初等教育でいきなり集団生活を余儀なくされるわけですから。
幼児教育の重要な要素の一つに、人との関わり方を養うということがあります。幼稚園がなければ、集団生活での関わり方がわからず、小学校でストレスを感じてしまう可能性が高くなります。日本でも「小1プロブレム」という問題が文部科学省からも指摘されいます。
Q3. 小１プロブレムとは？
────小1プロブレムとはどういった問題でしょうか？
ナツミ：子どもを幼稚園などに預けることが一般的な日本でさえ、子どもが小学校に進学する際、「小1プロブレム」と呼ばれる問題に直面することがあります。小1プロブレムとは…
小1プロブレムとは、保育園・幼稚園から新たに小学校へ入学した子どもたちが集団行動を上手く取れない状況を言います。
例えば、学級全体の活動で、「授業中に立ち歩く・教室を勝手に出ていってしまう」「先生を無視する・授業を妨害する」といった自分勝手な振る舞いをとってしまう児童が増えており、「小1プロブレム」という言葉が用いられるようになりました。
カンボジアの小学校でも、この小1プロブレムと同様の問題が起きていないか調査してみるのはどうでしょうか？ロムチェック村に幼稚園がないということであれば、同様の問題が発生している可能性が高いです。
インタビューを終えて…
今回、就学前教育が比較的整っている日本でも、こうした「小1プロブレム」という問題が全国的に問題視されているということを知ることができました。今後、学校との協議を進めていく上で、同様の問題が発生していないか、より深くヒアリングを行いたいと思います！
今回、インタビューにご協力いただいたナツミさん！ありがとうございました！
小1プロブレムについて
小1プロブレムについてこちらで詳しく解説されいますので気になる方はぜひ、チェックしてみてください！
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首都プノンペンから車で約5時間、カンボジア・バッタンバン州ロムチェク村には、幼稚園がありません。
そのため、初等教育を受ける段階で、子どもたちには学力差が生まれ、集団行動についていけないという教育的なデメリットが生じています。
また、児童を預けられる場所がないことで、親には共働きという選択肢はありません。
それを解決するために、稚園建設プロジェクトは発足しました。幼稚園の建設・事後支援を行い、子どもたちの教育環境の改善と女性の社会進出・村の発展に寄与することを目標としています
現在、幼稚園建設プロジェクトでは、支援者様・協賛企業様を探しています。
もし、ご興味がありましたら下記のメールアドレス、または各種SNSからお気軽にお声掛けください。
メールアドレス：
romcheck.youchien@afw-kazenokai.com
公式HP：https://afw-kazenokai.com
Instagram: https://instagram.com/ngo_kazenokai?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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