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【費用と注意点】大学生がF1日本グランプリに一泊二日で行ってみた

F1日本グランプリは、毎年10月に鈴鹿サーキットで開催されます。(現在は春開催に変更)私はNetflixのドキュメンタリー「Drive to survive」をきっかけにF1に興味を持ちました。

たまたまチケットを購入することができたので、友人と一緒に大学をサボって行ってみることにしました。この記事では、私たちの旅行の準備、費用、そして当日の体験、今後の注意点について詳しく説明します。


旅行の計画と準備

チケットの購入

F1日本グランプリのチケットは、公式サイトや各種販売サイトで購入できます。早めに購入すると割引がある場合もありますが、人気の席はすぐに売り切れるので注意が必要です。

私たちは運良く公式サイトで購入することができました。数ある座席の中から予算を考慮し、スタンド席の中でも比較的安価なA1席を選びました。1人あたりのチケット代は約22,000円でした。(U22価格)

ホテルの予約

鈴鹿サーキット周辺の宿泊施設は、レース期間中非常に混雑します。私たちは、名古屋市内のビジネスホテルを利用することにしました。名古屋から鈴鹿までは電車で約1時間程度でアクセスできるため、便利でした。1泊2日で1人あたり約10000円の宿泊費用がかかりました。

名古屋市内のホテルはF1に合わせて価格を上げるため、安いホテルを見つけるのは至難の技です。私たちもチケットを確保した当日にホテルを予約しましたが、予算内のホテルは残り2軒だけでした。

新幹線の確保

東京から名古屋までの新幹線のチケットを学割で往復分確保しました。
帰宅時はかなり混雑し、トラブルもあると予測したので、一番遅い
名古屋ー東京間の終電を選択しました。

深夜バスも一つの選択肢でしたが、2日歩き回った疲れで深夜バスは相当きつそうとの判断から快適性を優先して、新幹線を予約しました。

これでとりあえず観戦の準備は完了です!!

予選日(FP3.Q1.Q2.Q3)

サーキットへのアクセス

一番早い新幹線で東京から名古屋にした後、名古屋駅から鈴鹿サーキットに向かいました。名古屋から鈴鹿サーキットまでは複数のルートがありますが、私たちは名古屋-四日市-鈴鹿サーキット稲生ルートを選択しました。

これはよかったと思います。既に名古屋の時点で電車ははち切れそうなくらいパンパンで(多分乗車率200%は余裕で超えてる)名古屋から1時間以上経ちっぱなしでしたが、鈴鹿サーキット稲生駅はサーキットから一番近い駅なので、迷わずにサーキットに到着することができました。

サーキット周辺は多くの人で賑わっており、シャトルバスも混雑していましたが、スムーズに到着できました。

レース観戦の準備

スタンドに着いた後、私たちは持参した座布団やクッションを使って快適に過ごせるようにしました。また、飲み物や軽食も事前に購入しておきました。鈴鹿サーキット内でも多くの屋台やフードトラックがありましたが、長い行列ができていたため、事前に用意しておくことをお勧めします。

カロリーの暴力のようなチーズポテトとハイネケンの組み合わせ

ブルーインパルス

レースの開始前にはブルーインパルスが予行練習をしていました。
人生で初めてジェット機による変体飛行(これであってるか?)を見たので
こんなに近い距離で意思疎通ができていてすごいと感じましたし、一歩間違えば命を失ってしまうようなパフォーマンスができているのは、日頃すごく訓練されているんだなというのが伝わってきました。

ブルーインパルス

初めてみるF1の迫力

目の前を駆け抜けるマクラーレンのマシン

初めて間近で見るF1レースは圧巻でした。エンジンの爆音や、目の前を駆け抜けるマシンのスピードに感動しました。まだFPや予選なのにこんなに速買ったら本番ではどうなってしまうのだろうと思い、翌日への期待でいっぱいになっていました。

トラックウォーク

予選レースの終了後、トラックウォークが開始されます。
実際に車が走った後のトラックや、ピットのすぐ横に立ち入ることができます。私たちもレースが終わってすぐに並び列に並び始めました。メインスタンドの近くの席だったこともありすぐに整列することができたのですが、それでも自分達の前に2000人以上いることは確実で長蛇の列ができていました。

その後30分ほど待って案内が開始され、徐々にコースの中に人が入っている様子が確認できました。しかしVIP優先で、我々一般客はまだまだ先です…
その後45分ほど待機して無事コースに進入

入るのが許可されているのはメインストレートとピットの横のみ(ピットの中には入れない)でしたが、普段入れない場所に入れたのは貴重な経験でした。きっとインスタ映え写真もたくさん撮れることでしょう。

地獄の帰宅路

トラックウォークが終了すると一斉に帰宅ラッシュが始まります。
私たちの宿は名古屋だったので、1時間かけて戻らなければなりません。

その時点で鈴鹿サーキット稲生駅がパンク状態であることはTwitterで知っていたので、シャトルバスを活用して白子駅に戻り、そこから名古屋に向かおうと考えました。

鈴鹿サーキットのシャトルバス乗り場に向かうと、そこには長蛇の列
45分ほど待ってやっとバスに乗車。この時点で9時を回っていたと思います。

そこから白子駅に移動し、白子駅から名古屋のホテルに向かい、すぐにベットに飛び込みました。

めちゃくちゃ疲れたけれども非常に充実した1日だったと言えます。

RaceDay(決勝)

レーススタート

レースの感想

天気は快晴
レースにふさわしい天候にも恵まれレースがスタート
特に、スタートの瞬間は観客全員が息を呑む瞬間でした。
第一コーナーに我先に突っ込むF1マシンの迫力には、圧倒されました。

今回一番印象に残ったのは、アルファタウリ同士の争い
リアムローソンと角田がシートを懸けて最終周回までバチバチに争っているのが、見どころ。結果的に角田は(ダーティなブロックをされたこともあり)ローソンを抜けませんでしたが、アツいバトルだったと思います。

レースの結果はMax VERSTAPPENの圧勝
道中の速さからもう誰も勝てないし、優勝は確実だろうなと確信しました。
またパワーユニットが変わっても、フェルスタッペンはしばらく王座に君臨するんじゃないかと思うような圧倒的な走り。強すぎた。それに比べてチームメイトのSergio PEREZは接触でピットインしたことで、19位と残念な結果に、チーム内で大きな格差が出る結果となりました。

帰宅路Part2

決勝の日は予選日よりも多くの人で賑わうので、帰宅路はさらなる混雑が予想されていました。

同じ轍は踏まないと思った私たちが選んだ選択は

\\\白子駅まで漢の徒歩ルート///

同じことを考える人は多いようで、見ただけでも100名ほどが徒歩ルートを選択していました。(主に外国の方)

これは振り返るとベストな選択肢だったと思います。
道も舗装されており非常に歩きやすく一本道なので分かりやすかったです。

表記上は1時間でしたが、実際は50分ほどで到着しましたし、白子駅からもスムーズに電車に乗車できました。その後無事最終の新幹線に乗車することができ帰路につきました。

振り返って

トータル費用

私たちのF1日本グランプリ旅行の総費用をまとめると、以下のようになりました。

  • チケット代(A1):22,000円

  • 宿泊費:10000円

  • 交通費(新幹線):25000円

  • 飲食費:10000円

  • グッズ(ユニ):15000円

  • 合計:82000円

やはりチケット代、グッズ代が結構高いですね。
それでも一泊二日でかなり濃密な経験ができたので、決して安くはないですが、悪くない経験でした。

削減しようと思えば交通費は深夜バスを使うなどで削減できますし、チケットも安い席であれば一万円ほどで観戦できます。飲食費も持ち込みなどをすれば安くはできるでしょう。ただ始めてだったのでメインスタンド近くで観戦できてよかったです。

逆に削減しようがないのはホテル代ですね
F1の期間は名古屋、大阪のどこのホテルもかなり値段が高くなるので、これでもある中では最低価格でした。

注意点とアドバイス

チケットの購入/死ぬ気で掴み取れ

人気のある席はすぐに売り切れるため、早めにチケットを購入することをお勧めします。チケットの購入については必ず発売時間30分前には画面で待機し、複数の端末でアクセスすることをお勧めします。
また、事前に会員登録を済ませておきましょう。

チケットを取れたら30分以内にホテルの確保

鈴鹿サーキット周辺の宿泊施設は限られているため、一般人には取れないと考えていいでしょう。(常連が1年前から確保するため)わずかに空きがあるとしても、そこにさくリソースが無駄です。

お勧めは名古屋市内のホテルを利用することです。
名古屋市内でもチケット発売直後は安いホテルから順に埋まっていきます。
チケットを購入出来次第、ホテルを探し始めましょう。できれば当日中に確保するのが理想です。

また西日本に住まれている方は大阪でホテルを確保してもいいでしょう

交通手段の確認、予約

ホテルの確保と同時に新幹線や航空券も確保しましょう
またレース当日は交通機関が混雑するため、事前に移動ルートを確認し、早めに行動することが重要です。特にシャトルバスの運行時間や乗り場、どのルートで行くのかを把握しておきましょう。

始めていく方は以下のルートがお勧めです。

往路=名古屋駅▶︎鈴鹿サーキット稲生駅 or 白子駅から徒歩、シャトルバス
復路=白子駅までシャトルバス▶︎白子駅から名古屋駅

始めていく方で体力に余裕がある方は以下のルートでもいいでしょう

往路=名古屋駅▶︎鈴鹿サーキット稲生駅 or白子駅から徒歩、シャトルバス
復路=白子駅まで徒歩▶︎白子駅から名古屋駅

以下の公式情報も参考にしてください

鈴鹿サーキット稲生駅はパスモなど電子での決済ができないので必ずきっぷを購入する

鈴鹿サーキット稲生駅はなんと

\\\ICカードが使えません!!!///

ではどうするか?名古屋駅などできっぷを購入しておきましょう
この時に鈴鹿サーキット稲生駅までの往復チケットは購入しないのをお勧めします。往復チケットを購入してしまうと、帰りも確定で鈴鹿サーキット稲生駅を利用することになり、その日の状況によってルートを変更することができなくなる(もしくはチケットが無駄になる)からです。

持ち物の準備

長時間の観戦に備えて、座布団やクッション、飲み物や軽食を持参すると快適に過ごせます。鈴鹿サーキットの座席は基本的に固く、2時間座っていると疲れます。また、屋根がない席では直射日光にさらされることになるので日焼け止めや雨具も用意しておくと良いでしょう。

私たちが実際に使っていて買ってよかったものを下に貼っておきます。

終わりに

F1日本グランプリは、モータースポーツファンにとって一生に一度は体験しておくべきイベントです。私たちにとって、予算からはオーバーしたものの、この素晴らしいレースを楽しめたことはかけがえのない経験になりました。F1観戦するのにまずはチケットから!チケット争奪戦に勝利できることを祈っています。

この記事で紹介した費用や注意点を参考にして、皆さんもぜひF1日本グランプリを楽しんでください!

ではみなさん楽しい旅行を!
もし不明な点や間違っているポイントがあればコメント欄で教えてください

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