Connecting the dots
noteを書き始めて8ヶ月が経った。
時には書くことがないと悩んだり、うっかりうたた寝をしてしまって毎日更新記録が絶たれたりということもあったが、なんとか続いている。
有難いことに、フォローをしてくれる人も少しずつ増えてきた。
そんな今、思うことは「スタンスを変えない」ということの難しさである。
・・・
はじめのうちは、きっと私の記事を読む人なんてよほどの物好きだと開き直り、もちろん一生懸命書いていたが、どちらかというと好き勝手書いていた。
ただひたすらにナポリタンの素晴らしさを書いた記事なんかは、ただ自分が楽しく書くことだけを追い求めた。
それまでの記事や、最近の私の記事の傾向とは異なるものなので、ふざけていると思われていてもおかしくはないと思いながらも書いたものだ。
しかし、続けていくうちに少しずつフォローしてくれる人が増え、それがとても嬉しくもあり、その数字は私に対する期待値のようにも思えた。
プレッシャーとまではいかないとしても、せっかく私をフォローしてくれた人たちをがっかりさせたくない。「なんだ、フォローして損した」と思われたくない。
ただただ楽しい自己満足のスタンスから脱却しなきゃ。
そんなことを考えて毎日書いていると、ただただナポリタンについて書くようなことができなくなる。
ただ…。
そうやって気を張りながら書くという不自由さにも、続けていれば慣れる時が来る。そして、結局気楽に書けるようになった。
今は今でちゃんと楽しい。
そして不自由さの中にある自分らしさも見出すことができたと思う。
スタンスが変わったことで、なにかを失ったのではなく、なにかを得たのではないだろうか。
うまく言えないけど…
「ナポリタンのような記事を書けなくなった」のではなく、「どんな記事でも楽しく書く術を覚えた」のだと思う。
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夜更新していたけど、うたた寝の失敗を経て、今は朝更新となった。
フォロワーの数にドキドキして、書く内容に困ることもあるけど、「何者でもない」という強みを武器に、とにかく楽しく書けばいいということを知った。
8ヶ月の間に、変わったこともあれば変わらないものもある。
一貫性を持つことはとても素晴らしいし、大切な要素ではあると思うけど、スタンスというのは別に変えてもいいものだと思う。
スタンスを変えることで、気づけることや得るものもきっとある。
なにも変わらなかったとしても、「なにも変わらなかった」と分かるだけで大きな収穫ではないだろうか。
そして、やってみて失敗だったと思う通過点も、きっといつかは線になる日がくると信じてまだまだ書き続ける気満々です。
…きっと気になる方がいるだろうと思うので、書いた本人もよく分からないナポリタンの記事をどうぞ。
今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。