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せっかくだから楽しみませんか

仕事と趣味の違いは何か。

様々な意見は世に出ているが、この問いの答えは人それぞれだと思っている。

じゃあ私にとって、仕事と趣味の違いは何かを考えたのだが…正直よくわからない。

ただ、よくわからないなりに考えて明確になったことは、現時点では「お金をもらってするか、お金を払ってするか」「人間関係の煩わしさがあるかないか」「時間が決められているか否か」である。

つまり、少なくとも私にとっては、仕事も趣味もモチベーションはあまり変わらない。

没頭できることであり、時々めんどくさくもあり、でもやりはじめたらやっぱり楽しいものなのである。

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仕事と趣味の違いを「責任の有無」という人がいる。仕事には責任があり、趣味にはないと。

もちろんその人にとってはそうかもしれないが、雇用形態や趣味の幅も広いので一概には言い切れないのではないだろうか。

私は会社に雇われている人間なので、最終的な責任は私ではなく会社が取るだろう。とんでもない大失敗をしたとしても、規約に反することや犯罪行為に手を染めなければクビになることもない。

それに趣味だって十分に責任が伴う。
私は手芸や工作で人に何かを頼まれて作ることもある。友人の子供のための人形だったり、結婚式のウェルカムボードだったり、ある程度リクエストと納期を受けて製作して渡すということを無償でやることもあるが、やると言ったからにはそこには責任が生まれる。

また、冒頭で「仕事はお金をもらうもの」と言ったが、「趣味でお金をもらう人」だってもちろんいるわけだし、私だって以前は趣味でお金を頂いていたこともあるので「現時点では」という表現をした。

だから人それぞれ、仕事それぞれ、趣味それぞれだと思うし、ある程度は理解ができる。

ただ、友人とこの話をした時「趣味はやりたいもの、仕事はやらされるもの」と言っていた。

これだけは、未だに納得できない。判断基準が心の持ち方であるからだ。それに働く意思を持って、就職活動や転職活動をして、試験を受けて雇用されているのに「やらされている」という感覚が分からない。

「できることならやりたくないけど、生きるためにやらなければならない」という言葉の意味は理解ができるが、そんなの気の持ちようでいくらでも変えていけるのにもったいないな、と思うのだ。

ちなみに、私の統計上「仕事をやらされている感覚の人」というのは、没頭できる趣味がない人が非常に多い。

全員とは言わないが、8割くらい。
常に「趣味探し」をしているような人は、大抵仕事に対するモチベーションも低い気がする。

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今日は朝から少し落ち込む…というかモヤモヤしていることがあって、正直このnoteもすこーしだけ鬱々としながら書いている。

まぁ、こんな日もある。

朝の挨拶をしてきた猫にも生返事をし、かまってオーラを出してきても、目を合わせることなく、ボーッと天井を見ながら、ノールックで撫でる。

そうしながら思うのだ。
「よかった、今日は仕事だ」と。そして少しずつ今日は何に着手しようかと考えていると、自然に起き上がる気になるから不思議だ。

もしもこれが休日だったら「よっしゃ、今日は趣味に没頭しちゃる」と思っただろう。

さーて、月曜日。
やらされる仕事なんてつまんないので、せっかくだから楽しんでいきましょう。

今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。