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片付けをしてもらって気づくこと

旦那さまになる彼と暮らす生活が始まり、もうすぐ1ヶ月。

なんとなくルールになってきたのは、ごはんを作らなかったほうが片付けをするということだ。

これは彼が提案をしてくれて、最初は断ったけれど、あまりにも強く主張をしてくれたのでお願いすることにした。

基本的に朝ごはんは彼が作ってくれる。
夜ごはんは私がつくる。

だから朝の片付けは私、夜は彼が片付けるルールではあるが、今月は有休消化中で時間があるからと朝ごはんの片付けもしてくれることが多い。

特に私が出勤する平日なんかは必ずと言っていいほど、率先して片付けてくれる。

申し訳ない気持ちもあるが、一緒に暮らす前から「共働きなのだから、絶対家事は分担しよう」と言ってくれたことと、それを実行していることに、有難いなと思っている。

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一人暮らしの方や主婦の方、ご飯を作り片付けをしている方なら察しがつくと思うが、朝ごはんよりも夜ごはんの方が片付ける物は多くなる。

なるべく調理器具は、作りながら洗うようにしているので、食べた食器類や炊飯器のおかまくらいになるようにはしているけれど、お鍋なんかの時はもちろん鍋も洗ってもらうことになるので、その分片付けるものや洗うものが増える。

彼はそれを「作ってもらったから」と対等に扱うが、少し違うなと思う。

だって、作るのは楽しいから。

お祭りと一緒で準備している時はお祭り当日を想像しながら楽しみに向かう喜びがある。

お祭り当日はもちろん楽しい。

だが、お祭りの片付けというのは、片付けた先に希望がない。楽しかった祭り当日が終わり、むしろ楽しかった分、面倒くさい作業になる。

食事も同様だ。

私は料理は好きだし、何を作っても美味しいと食べてくれる彼のおかげで、ますます楽しくご飯を作ることができている。

食事の時間も、今日あったことや他愛もない話で爆笑しながら食べている。

ただ、ごはんの後はお腹いっぱいで1番眠くてダラダラしたい時なのに、片付けをするのは辛くないかな…と思ってしまう。

私の場合は作った楽しさ、食事中の喜びがあるので、それの対価だと思えば屁でもないけど、片付けをしないというのは対価を払わずいいとこ取りをしているような気持ちになるのだ。

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大学時代、体育会の本部役員をしていた私は、学園祭や地域との交流イベントなどの準備・開催・片付けを行うことが多かった。

あの頃、片付ける時までわいわい楽しく行えていたのは、気の合う仲間と一緒にやっていたからだと思う。

今は1人でやると言い張る彼との、いつか一緒に片付ける習慣になれば良いな。洗う係とすすぐ係とかなんとか。

既婚者のみなさまから、こんな気持ちも新婚のうちだと言われてしまいそうだけど。独身者のみなさまからは、惚気るなと言われそうだけれど。

新婚なりの真面目なやつでした。

今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。