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2024年7月の活動記録

松葉杖こさえて始まった7月、全然外に出ること敵わず、基本的に療養生活。。
主に机で事務作業にいそしんでいたが、松葉杖つきながらもいくつか活動したのでそれを記していこうと思う。

〇風のあそびクラブ企画第2弾「川遊び体験」!!


 僕が顧問を務める『風のあそびクラブ』の企画第2弾が7/6に行われました。今回の企画は“川遊び”。川で遊ぶ時のリスクを学んで楽しく川で遊ぼうを目的としたもの。参加者も10人を超えなかなかの反響っぷり。僕の脚が使い物にならないため、大槌高校の学生3人にも手伝っていただいた。
 天気は晴と曇りがそれぞれ顔を出すような感じ。寒いわけではなく川遊びにはもってこいの天候!
 今回は生き物探しや泳ぐなどのほかにカヤックやサップも取り入れている。参加者にはそれぞれ好きな遊び方を模索してもらった。
 見てるしかできない僕だったが、参加者はみんな楽しそうにしてくれていた。上司と高校生のおかげ。かく言う僕はその様子の撮影を行っていたが、機動力が高いわけではないのであっちこっちと移動する参加者を追うことが出来ない、、、なんだかな~。。
 とまあ、企画は無事に終わった。その反面、反省するところはめちゃめちゃあったし、とても怒られた。ちゃんと、リスク管理というものを学ばないといけない。もう、参加者じゃないのだから。あ~、頑張らないとなあ!

川遊び体験の様子

〇ついに始まったスノーケルツアー


 7/7に我々おおつちのあそびに一人の助っ人がやってきた。タイでダイビングのインストラクターをやっているSさんだ。そのSさんが中心となって7月末から8月頭でスノーケルツアーを実施する手はずとなっている。去年の9月、試験的にやってみたスノーケルツアーだが、温暖化などにより大槌の海でも案外いろいろな魚が観察できることが発覚し、今年モニターツアーを行う流れとなった。
 人が来るか心配していたが、予定していた日程は早々に埋まってしまった。海に遊びに来る人が県内外で多いことに少し驚いた。
 あとは天気との相談になる。今年の7月は天候が読みにくく、1日の内で降ったり晴れたりを繰り返している。そして意外に水温が低い。
 ただ、ご予約してくれたお客様がいる以上、コンテンツはしっかり提供したいため、海の様子もしっかり偵察に行き万全を期し実施する。新しく届いたサップもあるため、前半スノーケル、後半サップの2段構えだ。
 実際にやってみると、海の濁りがあるこそすれ、魚はそこそこにいるし、ウェットスーツを着ているおかげで寒くなく満足度は高そうだった。
 参加者は海外や日本の別の地域でスノーケルやダイビングを体験したことのある人が多く、他の名所と比べられてしまうのが心配だったが、すごく前向きな感想をいただいてうれしかった。
これぞSさんの実力である。僕は今回も撮影係でずっと陸にいたので、、とっても海に入りたかったです。はい。

サップ
スノーケルの様子

〇ウニツアー


 7/27-28で岩手県の事業で大槌町のウニを味わうツアーがあり、それの一部の対応をおおつちのあそびで行うことになった。
 参加者は、家族での参加が二組と、年輩の方で、盛岡が一組、でほかは東京、栃木、長野と関東圏の人たちだった。
 もともと初日の27日はビーチコーミングやちょっとした浜あそびをする予定であったが、あいにくの雨だったため、室内での大槌町の漁業紹介となった。
 ちょっと雨が止んだタイミングで海に訪れ、当初予定していたビーチコーミング(ゴミ拾い)も行った。シーグラスや綺麗な貝殻を探すほか、海辺に落ちている流木やごみなどの清掃も行っていただいた。
 その後は蓬莱島を遠目から少し見学し、東大の海の勉強室へアカウミガメを見に行った後、おしゃっちへ向かった。
 おしゃっちではちょうど、篝火の舞に合わせてか地元の学生たちのイベントが催されており、ペットボトルを作ったクラフトなどが体験できた。MOMIJIのキッチンカーも出店しており、3k社さのみんなは満足そうな表情をしていた。
 2日目の午前中はウニの漁獲体験のようだったが、これには別件の用事があり欠席。我々のパートはお昼ご飯時のお魚解体ショーである。
 その様子も全部見れたわけではなかったのだけれど、サーモン捌き体験など行ってもらっているKさんの采配もあり無事反響に終わったようだ。
 2日目の午後は吉里吉里国様が持っている木材片や道具を用いて思い出のクラフトづくり。ビーチコーミングで得たシーグラスなども用いる。
 参加者それぞれ何一つとして同じような部分はなく、独創性に満ち溢れた作品をおつくりになられていた。共通して多かったのは、大槌の海をイメージした作品で海の様子や、蓬莱島の様子、空を飛ぶカモメなどを再現していて、ちょっと嬉しくなった。
 この2日間のツアーは色々決めるのが後手に回ってしまって心配ではあったけど、なんとかうまく収めることが出来て本当によかった。

〇いろいろチャンスを逃した7月


 お分かりの通り、この7月は基本的には松葉杖生活の怪我人であった僕。フィールドに出たい、バドミントンをしたい、と心が穏やかではなかった。
 7月は昆虫的にもいろいろ見たいものがあった。
まずはアカトンボの羽化。時期的には7月の1~2週目のようだったように感じる。川遊びの7/5に赤トンボの仲間の羽化したての個体が多く見受けれたからだ。
 赤トンボは主に田んぼなどでヤゴの時代を過ごすが、ちょうど6~7月頃に成虫になる。羽化するタイミングは様々だが、夜明け直前の早朝に羽化する個体が多いとされている。そのため、朝露が滴る稲穂で空へ飛び立たんと羽を伸ばす朝日にきらめく美しいアカトンボの撮影ができるのがこの7月の一瞬の時期であるのだ。
 しかし、右足はギプスで固定され運転もできない僕には無理な話だった。。。くそう。。
 そしてもう一つ。セミの羽化だ。7月に30度を超えるひが3日ほど続いた瞬間があった。それまでに内陸ではアブラゼミやミンミンゼミといった夏のセミが鳴いていたため大槌で鳴いていないのは不思議に思っていたが、絶対にこの期間に羽化すると直感が告げていた。案の定、その3日間の後には、ミンミンゼミ、アブラゼミ、エゾゼミという東北の夏を代表するセミたちが鳴き始めた。
 セミの羽化は夜に行われる。大槌町は聞いている限りセミの濃度が高いわけではないため、セミの羽化に会うには夜の林道などを練り歩かないといけなかった。。。。できない。足が痛いしそもそもドクターストップかかってる。。あーーーーもう!
 と、いろいろ怪我のおかげで何もできない7月であった。
 三陸イカ最盛期だったため、イカの船釣りにだけは行きましたが、、、

釣ったイカ

と、何の変哲もない7月でした。写真も少なく退屈でしょうけどここまで読んでいただきありがとうございます。8月こそは充実させます!

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