泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト Extra」No.9
✨ 前回のお話 ↓ ✨
そして、ついに当日がやって来た。
待ち合わせの駅前に着くと、アヤの姿を探し始めた。
といっても、俺はリアルのアヤの事を知らない。
とりあえずLINEしてみることに。
「今、約束の場所についたよ」
メッセージはすぐ既読になり、返信入力中であることが分かった。
「私も付いたよ。どこかな?」
俺は辺りを見回した。人が大勢いる。正直苦手だ。
この人混みの中にアヤがいるはずだ。
すると、俺のスマホの呼び出し音が鳴る。
画面を見るとアヤからだった。
アヤが通話を申し出てきたのだ。
俺は恐る恐る画面をタップ。
「も、もしもし」
「あれ?リン?」
「おーい、ここだよー!」
電話の向こうで叫ぶ声。
俺が辺りを見回すと、そこには大きく手を振る女性の姿があった。
あれがアヤなのだろうか。
次の瞬間それは確信へと変わった。
その女性が俺の方に近づいてきたのだ。
そして、電話口の声と現実の声が重なる。
「リン?ねぇ、リンだよね!」
アヤは緊張とワクワクで頬を赤らめ、少し息を荒くしている。
その可愛らしい姿がとても愛おしく映り、思わず笑顔になった。
アヤも照れくさそうに笑顔で応えてくれた。
「会えてよかった。本当にうれしい!」
アヤの瞳がキラキラと輝いている。
「あ、うん、初めまして」
俺は照れ臭そうにありきたりの挨拶をした。
それに応えるようにアヤも挨拶した。
「はい、はじめまして」
照れくさそうに頭をかしげるアヤ。
初めて会うというのに、なぜか親しみを感じる。
「どう?リアルの私は想像通り?」
そう聞かれて、俺は少し考え込んだ。
ゲーム内のアヤのイメージが先行しすぎている。
「うーん...」
「へぇ...。がっかりさせちゃったかな」
アヤが寂しそうに言う。
「いやいや。別に。ただ思ってた以上に可愛いというか...」
思わずつぶやいてしまうと、アヤの顔ががほころんだ。
「ありがとう。嬉しい」
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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト Extara」No.10 へ続く…
✨ 続きは ↓ ✨
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