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双極性障害の仕事「電話の後に」

※タイトル変更しました(2024.4.5)

同僚からのアドバイス。
上手く受け止められない自分、というお話。

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会社での出来事。

私は事務職で、同じ事務室には私を含めて4人がいます。
事務の仕事はデスクワークがほとんどですが、中には私の苦手な電話対応があります。

かかってきた電話をとり、社長や別のオフィスで働く社員に取次ぎをします。

その電話の中に、社長あてに営業の電話があります。
通常の流れは、保留を押してから、社長に「●●さんから▲▲の要件で電話があります」と伝えます。
基本的には、「繋げなくてよい」と言われます。
私はいつも通り、社長に誰から電話が来たのか伝えて、繋げなくてよいと言われたので電話を切りました。

ただ、電話を切る際に、向かい側に座っている方が何かジェスチャーをされています。
受話器を置いてから、「何でしょう?」と聞くと、
「そこの会社は要件が決まってるから(社長につながずに)断っていい」とのこと。
「ありがとうございます」と伝えて、付箋に「●●は社長繋げない」と書いて、電
話機に貼りました。

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教えてくれた優しい同僚の姿を思い浮かべるかと思います。
でも、私はダメージを食らうのです。

■前にも同じ内容の電話が着て、社長から繋げなくてよいと言われたことがあったかも

それを同僚が知っていて、「こいつ物覚え悪い」と思われているかも

そもそも同僚に指摘されずに対応できないと社会人としてだめだよな

次は間違えないように付箋書いて電話機に貼ったけど、電話機が付箋でいっぱいだな…

あぁ、死にたい。
となってくるのです。

えっ、て思われる方がいらっしゃるかもしれません。
分かる、と共感してくださる方もいるかもしれません。

これが、私の双極性障害のリアルです。
電話対応なんて、毎日あります。
その毎日の電話が、私にとってものすごく緊張とプレッシャーなのです。

毎日が就職の面接みたいで、「何か間違えてはいないか」と考えて、「でも不安を顔に出してはダメだ」となるべく平常心で、面接室から出たトイレで、声にならない声で「あ~~~~~」と自分を吐き出すのです。

そして水を流して、また張り詰めた空気の中に自分を閉じ込めるのです。

分かりにくい文章になってしまいすみません。

ちなみに、死にたい気持ちは時間の経過とともになくなっていきます。
水の波紋と同じで、石を投げ入れると波が立ちますが、時間が経つと、水面は静かになります。
それと同じで、仕事中は雨天でも、仕事が終われば曇天で静まっていきます。

という気持ちで今日を生きていきました。

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