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4月2日

家に一人の時は比較的起きているのだけれど、誰か人がいるといつの間にか横になって眠ってしまう。「安心するからじゃない?」と母には言われた。どうなんだろう、私は一人でしか出来ない作業が多く(英会話アプリ、筋トレ、動画鑑賞、ノートに文字を書くこと、勉強、読書も一人の方が捗る)、他人がいると暇になってしまうからという理由な気がする。書き出してみると私は一人でないとやりにくい作業が多すぎる、こんな時期だが仕事に行って家を空けてくれてありがとう、母。

今日は十一時頃まで二度寝していて、今日は休みの母と犬の散歩に行きお昼ご飯に海鮮丼を買って帰った。夕食は鯖の塩焼きだったので久しぶりに魚三昧の日である。少し大変だったが大根もたっぷりおろして、一緒に食べた。鯖の塩焼きを半身で食べることはなかなかないので贅沢な気分になった。キャベツの味噌汁と切干大根の煮付けも作ったので、存分に和食の美味しさを味わえた。

私は野菜が大好きで、肉食に全面的に賛成している訳でもないので、何回かベジタリアン生活に挑戦したことがある。調理にかける時間もお金もないと、日本でベジタリアン生活を続けるのは難しい、ということがわかり今は一人の時はなるべく肉を食べないようにしている(魚や卵は私はOKにしている)。私の場合は好みの問題が大きい。そんな訳もあって、以前から気になっていた題名の本を読んでみた。

https://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewBook?id=566870055

宮沢賢治の「ビジテリアン大祭」だ。世界中から集まった、ビジテリアンの中でも同情派の人達が開催する祭りに席を用意された異教徒、異派の人間がビジテリアン諸君に疑問を投げかけ、それに答えるという議論の形で物語は進んでいきます。今日の事情はまた変わってきているにしても、ビジテリアンに対する反発的な意見の解答が見事になされているように感じられる著作だが、終わり方の不気味な感じが見事だ。なぜ今まで宮沢賢治作品を避けてきたのだろう?本当に面白い。私が菜食主義に興味を持ち始めたきっかけ、私の唯一のヴィーガンの友達の「肉食は動物たちの悲鳴を食べることだよ」という言葉を思い出した。彼女の国ではどこのお店に行っても(地方のジェラート屋でさえ!)ヴィーガン向け料理があり、進んでいるなあと驚いた記憶がある。

Jenni Chang and Lisa Dazols: 世界のLGBTの生活とは https://www.ted.com/talks/jenni_chang_and_lisa_dazols_this_is_what_lgbt_life_is_like_around_the_world

今日はTEDtalksでJenni Chang&Lisa Dazolsの「世界のLGBTの生活とは」を観た。私自身、自分は異性愛者じゃないのかもしれないなと感じているので(暫定的に自分はパンセクシャルだと思うことにしている。セクシャリティは流動的なものだ)、自国が同性婚を法律で認めるか否かの議論には常に耳をそばだてている。誰もが誰かと幸せになれる権利があるし、その幸せを作る一つとして法律婚も出来るようになるべきである。法的に家族になることで得られる権利は少なくないだろう。

このtalkを見て連想した大好きなドラマがある。AmazonPrimeVideoのオリジナルドラマ、「メイド・イン・ヘブン〜運命の出会い〜」だ。

やあ、メイド・イン・ヘヴン ~運命の出会い~ (字幕版)を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする https://watch.amazon.co.jp/detail?asin=B07P67SV7L&territory=JP&ref_=share_ios_season&r=web

インドのデリーでウエディングプランナーをしているタラとカランの物語で、インドの伝統文化と現代社会のせめぎあう煌びやかな結婚式を通して、社会の問題を掘り起こしていく物語だ。talkでインドの王子のカミングアウトとその後の動きについて少し触れられているが、この作品中のインドでは未だ同性間の性行為は違法とされ、処罰の対象となっている。インドの社会構造、伝統、女性やマイノリティへの抑圧を結婚式という美しい情景を通して描いている、とても大好きな作品だ。

明日は晴れるといいな。


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