BUMP OF CHICKENとの出会い
自分でpodocastを始めてからpodcast界隈の人とのやりとりが増えてきました。その中でLuisさんがやっているBUMP OF CHICKENに全振りしたpodcast番組「BUNPERS TALK」を聴いて、BUMP OF CHICKENと出会いを記録しておきたくなった。おっさんの昔話として聞き流してくださいな。
学生時代の謎研修旅行
時は2000年3月末ごろ、私は三重県の高専に通っていて、ちょうど4年生が終わり春休みを満喫している時期だった(高専は5年生の学校)。当時の高専は4年生から5年生へと進級する春休みに2泊3日で都内の製造業やインフラ企業なんかの企業見学研修が開催されていたんですね。
研修旅行のしおりをもらい、集合場所を確認したところ「川崎駅⚪︎⚪︎口」と書かれている。
ん?三重県に川崎駅なんてあったっけ?いや、あるわけない。神奈川県川崎市だ!!同時に渡された3万円ほどの現金。まさかの現地集合・現地解散ですか。こういう自由な感じが高専って感じで面白い。
少しでもお金を浮かせるために深夜バスで行く者、青春18きっぷを駆使する者、新幹線で優雅に行くものとそれぞれ分かれて現地へ旅立ちましたとさ。
当時から時間をお金で買うという習慣が染み付いていた!のではなく、たんなる浪費家だったんだろう。
田舎の少年に衝撃を与えたドリア
もちろん、こんな研修旅行なのでホテルのチェックインが終わればあとは好きにしていいよってなもんだ。今思うと会社の出張みたいな旅行だな。
当時のホテルは横浜も関内付近だったと思う。
そう、中華街の目の前。が、私たちは逆張り大好きな厨二病をずっと患っているようなめんどくさいやつら。素直に中華料理店なんて入りたくない!ってウロウロしているとめちゃくちゃ美味しそうなイタリアンレストランが!ここのドリアが本当に絶品!それまで三重の片田舎で暮らしていて、パスタといえばナポリタンぐらいしか知らなかった私には本当にカルチャーショックで、こんなに美味しいものがあるなんて幸せの絶頂でしたよ。
時は流れて、2012年から2017年まで横浜に赴任できた時に、当時の記憶だけを頼りに頼りつけました。相変わらず美味しかった!でも、残念なことにこのお店は2020年10月をもって閉店してしまいました。閉店するって聞いて、会社を休んで食べにいきましたよ。この店を知れたこともこの研修旅行に感謝です。
夢の国に足を踏み入れた三重県の少年
で、いつになったらBUMPの話が出てくるんだ!ってお怒りになっている人もいるとかいないとか。そう、このドリアの話は前置きなんです。
食事後おしゃれな関内・元町・石川町をふらふら歩いていると見つけたんです。
NO MUSIC, NO LIFE
そう、
TOWER RECORD
夢物語にしか登場しない、伝説のCDショップであるタワレコが今目の前に!!!当時三重県にはタワレコもHMVも無くTSUTAYAがあるだけ。
これは入るしかないっしょ!!はやる心を押さえつけ階段を上がり店内に入るとそこには・・・
もう幸せな空間しか広がっていないんですよ。夢にまでみたタワレコの視聴機、手書きのポップ、海外の新譜、インディーズバンドへのレコメンド。
そう、そこにこれからの自分の人生に大きな影響を与えるアルバムがそこにあった。それが。
POLYSICS/1st P
では無く、
BUMP OF CHICKEN/THE LIVING DEAD
そう、通称リビデ、こいつが本当に俺の人生に影響を与えた。
タワレコで視聴を始めると、いきなり優しい声で語りかけるような「M1:Opening」が始まり、続いて厨二病全開な「M2:グングニル」・・・とここで購入を決意。全曲レビューをやり始めるとキリがないので割愛しますね。
で、このアルバムの発売日が2000年3月25日。俺が研修に行ったのは2000年3月末ごろ。俺が生まれたのが1980年じゃなかったら、高専に入学していなかったら、中華料理を食べなかったから、、、タワレコがなかったら、、といろんな偶然が重なってこのアルバムが発売されて直ぐに出会えていなかったんだと思うと本当に感慨深いです。運命って面白いですね。
それじゃ、また。
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