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「終わり」の大切さ

何かを終わりにすることって、本当に苦手なんですよね。

個人的な話では、お茶した人と別れるとき、「さよなら」よりも、「また今度」と言って別れるくらいには、何かを終わりにすることが苦手です。

それでもきちんと終わらせることが必要なときがあります。自分の全部を懸けて終わらせなきゃいけないときです。

学び舎からの卒業
友人や恋人との別れ
大切にしていたモノの寿命

体裁をたもったり適当に続けたりすることはできるかもしれません。お互いに傷つかないように見てみぬ振りができるかもしれません。相手の悲しむ姿が想像できると、きっぱりと終わりを告げることがとても苦しくなります。悪者になった気分です。


それでも終わりにしなきゃいけないときがあります。一緒にいてもお互いに幸せになれないなら、痛みを伴っても終わりにする必要があります。


終わりが必要なことについて、頭ではわかっていても、理屈で理解していても、つらい気持ちがなくなるわけではありません。つらい気持ちがあることをメタ認知しても、つらさ自体は変わらないことが多いです。

そういうときは誰かに頼るようにしています。大切な人や信頼できる仲間に弱音を伝えます。安全な場に一時避難をさせてもらっています。

ちょっと、つかれた!

気軽に本音を言っても大丈夫な場所で気持ちと体力が回復するのを待ちます。それくらいしかできないです。


色々なことに責任を持つ立場としては、甘いかもしれません。もっと強かったらよかったなと思うことは何度もあります。

一度体調を崩してから大切にしているのは、無理に抵抗しすぎないです。がむしゃらに張り切ったり気持ちを無視したりしないことです。つらさや悲しさで体から力が抜けてしまいますが、小一時間くらいはとても弱気になってもいいと思うことにしています。

少しだけ力を抜いた後には、少しだけ未来を考えるようにしています。

長期的にどんな関係になることがよいのか
いまの悲しみをどんな形で持つのがよいのか
自分たちができることは何があるのか

よりよい未来に向かうために、気持ちを受け止めながら整理していきたいのです。振り返ったときに「あの決断は自分の全部を懸けられていた」と言えるようにしたいのです。


いまにも泣きそうなのですが、とても大切なものを終わりにすることを決断した気持ちを、このnoteにおいておきます。

*(追記)

U2plus継続することになりました。本当によかった。




最後まで読んでいただきありがとうございます。