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「書く」を通して自分と向き合う|noteはじめます。

はじめまして、ひらやまと申します。オンラインカウンセリングを提供しているcotreeという会社でグロース担当をしています。

※自己紹介的なものはこちら

前からサービスとしてすきだったnoteをはじめてみようと思い、まずは始めたきっかけを書いてみようと思います。

1.自分の気持ちを表現をしたい

いまの自分の気持ちは、いましか感じることができないと思っています。いまここにいる自分は、昨日にも明日にもいないから。

去年、周りの期待に応え続けて、自分の気持ちがわからなくなって、心身ともに体調を崩した時期がありました。

それまで溢れ出ていたはずのモチベーションは、どこを探しても見つけることができませんでした。

そして、ふと、自分の気持ちがわからなくなっていることに気づきました。

「嬉しいって、なんだっけ」
「つらいって、どんな感じだっけ」

自分の中身がからっぽになってしまったような感覚。

今までできていたことができない。どこにも向かえていないし、前に進めていない。自分に失望して、未来に希望を持てていない。

cotreeメンバー紹介 平山 和樹

同じことを繰り返さないためにも、一瞬一瞬の自分の気持ちに向き合い、言葉で表現することを通して、改めて日々の日常を見つめ直す機会にしていきたいと思っています。

また、昔から本や詩がすきでした。特に詩においては、人の気持ちを「美しく鋭く」表現していくのですが、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩が特にすきです。少し長いですが、以下に引用。

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

茨木のり子|詩集「自分の感受性ぐらい」(1977刊)

また最近、あかしゆかさんの「「なぜ書くのか」についての備忘録」という記事を読んで、改めて自分の感性を大切にしたいと思い、まとまった文章を書きはじめてみようと決めました。

自分という人間が、どのようなフィルターを通しながら世界を見ているかをていねいに記録すること。そしてそのフィルターの色彩や形がどのように変わっていくかを感じながら生きること。そういった移り変わりを、書くことを通じて知っていきたい、と、あるとき、ふと思うようになった。

それはきっと、今しか書けない表現が、今を過ぎてしまうと色褪せていくかもしれない感性が自分の中にある、ということに(遅らばせながら)気づきはじめたからなんだ、と思う。

あかしゆか「なぜ書くのか」についての備忘録

2.書くことを習慣化したい

自分の生活の中に「書く時間」を作りたい、と前々から思っていました。ですがなかなか機会がつくれず、実現できていませんでした。

毎日を慌ただしく過ごしていると、過去の自分が消えてしまうような感覚があり、「いまここで感じていることを残したい」という思いはありました。

自分の内面とゆっくりと向き合う時間、日常の中に「よはく」を持ち考えを整理する時間、自分の気持ちにぴったりはまる言葉を探す時間。

生産性とか効率性とか、そういう次元ではない探求と思索の時間。何も求められず、何も期待されない、静謐で純粋な時間。

まずは週に何本か書くようなペースで、気楽にゆっくりと、継続していけるといいなと思っています。

3.noteのUXを体験したい

noteのカイゼン事例などを読んで、サービスに対する愛と並々ならぬユーザー愛を感じていました。きっと使いたくなるサービス、使い続けたくなるサービスなんだろうなと思い、使ってみたくなりました。

またcotreeを運営していて、サービスと人への信頼が使うかどうかを決める大きな要素になる、と感じています。

だからこそ、哲学や思想がしっかりしているサービスから学べるものは積極的に学びたいと思っています。

継続は力なり

毎日の少しずつの積み重ねでしか、大きなことを実現できないと思っています。

いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています。

TABILABO|イチローが教えてくれた「5つのこと」

どれだけ少ない文章でも良いから、継続をしていきたい。そんな細やかな思いを胸に秘めて、少しずつ少しずつ、文章を書いていきたいと思います。

写真もすきなので、note内の写真は自分で撮影した写真を使う予定です。今回のTOP画像は沖縄の竹富島に行ったときの写真。

振り返りと継続して思ったことはこちら。


最後まで読んでいただきありがとうございます。