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【読書レビュー】早わかり日本史”その①”【縄文時代】

歴史を知れば、人間を知ることができる。
人間の愚かさ、醜さを知りたくなった。
自分にもそういった一面があるという戒めも込めて。

さっそくkindleで読みやすそうな日本史本を購入。
読んでみると、昔勉強したであろうことは
殆ど忘れていることにも気づいた。

で、今、
縄文時代~弥生時代にかけてを読んでいるんだけど
途中にして感じていることがある。

1万年以上まえから人は”自分を良く見せたかった”
ということ。

縄文時代の時からすでに、
骨、石、貝などを使ったアクセサリーが存在していた。

それを生み出した真意は当然、
彼らに聞かないとわからないけど、憶測するのなら
少なくとも、身を守る為ではなかっただろうと思う。
(もしかしたら、鋭利なピアスを護身用にしていた可能性はある。)

じゃあ他にどんな理由が考えられるのか?
オシャレ目的。
オシャレをする理由の根底には自分を良く見せたい想いがある。

それがないなら、アクセサリーなんて
わざわざつける必要がない。
ましてや縄文時代であれば、自分たちで
骨や石、貝を加工して作っていたはず。

毎日、今日の食料を確保することや
生活に必要な土器やらを作ることで忙しかったであろう中
アクセサリーまで作っていた。

自分を良く見せたい、という承認欲求。

身にまとうモノ、スマホやSNSなど
使うものが変わっただけで
やっていることは現代と何も変わっていない
僕はそんな印象を受けた。

そうであるとしたら、
承認欲求とはDNAに刻み込まれた性質で
無くそうとすることはほぼ無理。

自分にもそういう本能があるんだと改めて思いながら
承認欲求を人に求めすぎないように
かといって無くそうとはせず、
ほど良くこの欲求と付き合っていきたい、
そう思った。



KAZ


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