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012.ボカロ作曲:「海へ行こう」(ボカロの打ち込み02)


今回は、先日アップしたボカロ入りの音源を修正して、説明を加えようと思う。

1.MIDIデータのインポート
ピアノのメロディをMIDIデータに書き出して、VOCALOID5にインポートする。
・MIDIインポート後

※画像をクリックすると拡大します。

2.ボーカルのスタイルの設定
ボーカルのスタイルは、個人の好みが大きい。
自分はMatchaの「Deep and Shimmer」が明るくクリアで好きで、1点下の画像の「あさ~~」、「めざめた~~」ロングトーンのピッチの揺らぎ(ビブラート)が扱いづらいため、設定を調整して使っている。
ビブラートをうまく使えばもっと人間ぽくなるが、自分はそこまで調整できないため、現時点では極力ビブラート使わない設定にしている。

「Deep and Shimmer」のVocal→Styleの詳細設定画面は、下の画像の通りであるが、「Soulfull」とう設定が、揺らぎを与えるらしい。

ここの値をすべて0してみる。

そうすると、「あさ~~」が「あさーー」となる。この設定を「MyVoice04」として保存して、別の曲で使えるようにする。

3.歌詞の入力
MIDIデータのインポート後は、すべて「あ」が入力されている。
ここの音符一つ一つのひらがなの歌詞を入力していく。
ピアノで入力したメロディを歌詞でイメージしているメロディのギャップを音の長さを変えたり、あらたに音符を挿入することで調整する。
画像のオレンジの線は、音程だと思うが、Vocaloid5が前後の言葉と音程に応じて自然になるよう調整している。

・歌詞入力時のMy Tips
①歌詞入力時は、グリッドを1/32にする(2で割り切れる音符の場合)。
②MIDIデータ1音に対して言葉が複数の場合は、音符を足して、音符の割り付を行う(リズムを調整する)。
③メロディをなめなかにつなぐ場合は音符をのばし、歯切れを良くする場合は語尾に「っ」(ちいさい「つ」)を入れる。
④子音が弱い(舌足らずな)場合、前の音符の語尾に「っ」を入れる。

今回のボカロの入力画面を参考までに貼り付けておく。

・Aメロ1

・Aメロ2

・Bメロ1

・Bメロ2

・サビ1

・サビ2

・サビ3

・サビ4

・サビ5


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