【転職】#9:転職後2ヶ月の過ごし方
転職して、約2ヶ月経過しましたので、状況をシェアしてみたいと思います。
最初の1ヶ月は、ひたすら会社の状況のインプットでした。
グループ会社の基礎情報、会社内の略称、同じ部門や多くコミュニケーションが発生しそうな人たちの名前・バックグラウンド・現在の主な業務、現場を見る(ITが使われている)、社内広報、社外広報などなど。
並行してIT環境の整備をしていました。
新しい会社になると当然新しいPCになり、今までの設定やお気に入りなどやり直しな部分がありました。
ITやセキュリティに関する社内ルールを理解し、申請してみたり、問い合わせしてみたり、と前職との違いを理解しながらも、間違いないように進めました。
時折、非効率なプロセスを見つけたり、前職では当然のように使っていたことが制限されている理由を確認したり、とギャップを見つけることをしていました。
次の1ヶ月は、インプットに加えてアウトプットもできました。
今までのインプットから出てきた議論ポイントを課題リストとして記録したり、ドキュメントとして整備されていないこと等をひたすらお絵描きしたり、というアウトプットをしていました。
不意にそんな話になることもあり、意外と議論になった時に役に立ちました。これまで、整備されていないまま空中戦の会話が繰り広げられていたからです。頭ではわかっているんだけども…という状況は、問題の先送りになりかねません。しっかりと課題を見える化し、議論して次のアクションを決めるために議論すべきなのです。議論して満足していてはいけません。
そういう意味でも、リストや絵があると、議論が進んでいるか不安になりません。図示してみると、ここが違うとかの意見も出やすいので、大事ですね。また、共通言語も大事だと感じました。会社によって、業務やITの状況の成熟度は異なります。進んでいる会社が、あまり進んでいない会社に何かアドバイスするときには、やはりそこまでのことは知らない、という状況が発生します。そのため、一つずつ共通言語を作っていくことも大事でした。
素朴な疑問をリスト化しておいたおかげで、いろいろと問題提起ができてよかったです。転職したてだからこそ聞ける疑問はあると思いますし、そういうことを最初は期待されて採用されていると思っています。
次は人の把握です。
特にキーパーソンを把握し、会話しておくことをお勧めしておきます。
これは会社によって様々と思いますが、社長、役員、本部長、部長、課長などの役職についている人、入社して数十年というベテラン(業務を知っている人/キーパーソンを知っているキーパーソン)などなど。自分の今後にとって必要そうな人とは、一通り話しておくべきです。キーパーソンへ挨拶をして、なるべく印象付ける、メールやチャットがしやすくなるような状態にしておくことが大事と思います。
“3”を意識してチェックポイントを作っておくことをお薦めします。
3日目:1個目の貢献・価値提供ができているといいですね。入社直後だからこその違和感や前職での事例を共有するだけでもいいと思います。新しい風に期待されていることを忘れず、変な謙虚さは捨てて、発言を増やしていきましょう。
3週間:何か課題提起や問題提起をして、提案が採用されているといいですね。
3ヶ月:1個の小中規模のプロジェクトが実行できているといいですね。
あくまで目安ですが、期限を切って目標に向かう、ということを自分でやらないといけないかな、と思います。転職活動において理解してもらったことはほんの一部であるため、会社側もあなたの能力を100%理解できているとは思えません。そのギャップをこの期間で埋め合わせていけると、今後の活躍に期待してもらえると思います。
以上
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