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生米からつくるおかゆのレシピ

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生米からつくるおかゆのレシピ記事をまとめました。
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2020年11月の記事一覧

ゆりね粥のレシピ( 乾燥対策、精神安定、美肌に )

2023/01/27追記 より詳しいレシピを書きました!是非、以下からご覧ください。

ラディッシュ粥のレシピ( 目のケア、胃腸の養生、お子様の風邪の時の栄養補給に )

(2023/02/27追記) ラディッシュ粥をさらにパワーアップさせました!ぜひ以下の記事をご覧ください。 う〜っすらピンクに染まったかわいいおかゆができました!サラダでおなじみのラディッシュが主役のおかゆです。 二十日大根とも呼ばれるラディッシュは、かぶに見えるけれど大根の仲間。 お味もやさしい味の大根粥という感じです。栄養もほぼ大根と同じで、胃腸にやさしく、のどの痛みの緩和効果が期待できます。 ラディッシュの色素成分はブルーベリーでおなじみのアントシアニンです。同じ

生姜牡蠣粥のレシピ( 疲労回復、ストレス緩和、貧血予防、不眠に )

牡蠣ですもの……おいしいに決まっています。でも、想像するおいしさとはちょっと違うかもしれません。牡蠣の存在感がドーン!とくる派手なおいしさではなくて、牡蠣がこう、優しい感じなのです。身体にじんわり馴染む感じです。 「海のミルク」とも言われる牡蠣は、言わずと知れた滋養に富む食材です。ミネラル分が豊富なため、慢性的な疲労や貧血、不眠にも効果抜群。精神的な安定や肝機能を高めてくれる働きもあるので、無理をしがちな年末にぴったりです。 「うまっ!」という衝撃感ではなく、「あ〜おいし

練りごま芋粥のレシピ( 胃腸の養生、便秘対策、アンチエイジングに )

秋から冬にかけて栗や芋などホクホク系が食べたくなるのは、木の実を採集して生きていたころの名残なのでしょうか。今回ご紹介する「練りごま芋粥」は、まさにホクホク系を欲する身体が喜ぶおかゆです。 炒りごまよりすりごま、すりごまより練りごまにすることで消化吸収がよくなります。胃にやさしいさつまいもとあいまって、食欲のない時や胃の調子が優れない日にもおいしくいただけるお味です。 胡麻の香りとさつまいもの甘みが、食べやすさを後押ししてくれます。大学芋や胡麻団子の類が好きな方は、メロメ

八角白菜粥のレシピ( 免疫力強化、風邪予防、 血行促進に)

タミフルの原料でもあるスパイス、八角(スターアニス)の香りを楽しむおかゆをご紹介します。八角を1、2個入れるだけで、奥行きのあるこなれた味に仕上がります。 八角の強力な抗ウイルス作用と白菜の豊富なビタミンCで風邪予防効果が期待できます。血行促進効果もあるので、身体を芯から温めたいときにもおすすめです。 効能もさることながら、お味の相性も抜群!お肉に合わせることの多い八角は、実はシンプルなお野菜と合わせてもおいしいのです◎ ほんのりと感じる八角の甘みが白菜の風味を引き立てま

栗と豚肉のお粥のレシピ ( 冬の養生、疲労回復、アンチエイジングに )

朝の空気を吸うと「あ、もう冬なんだ」と感じます。秋の空気が追いやられて、冬を実感し始めるこの時期は、心も身体もパワーダウンしがち。身体の巡りが悪くなるときゅ〜っと身体が縮こまり、つられて心もきゅ〜っと縮こまってしまいます。 身体を温めてくれる栗、腎を養う豚肉。冬に消耗しがちなものをちょうど補ってくれる組み合わせで、身体をおいしく労わるおかゆを作りました。また、冬に腎をケアすることは、アンチエイジングにもつながります。 ほっこりした栗の甘みに心もゆるみ、やわらかな気持ちにな

大根あさり粥のレシピ ( 胃腸の養生、生活習慣病予防、デトックスに )

なんとなく胃がモヤモヤ。お酒が残ったかな、ここ数日食べ過ぎてしまったなと、思い当たる節はある。胃を休めたいけれど、空きっ腹はそれはそれでつらい……そんな時におすすめのおかゆです。 あさりも大根もデトックス食材。余分な脂肪や糖を排出する効果が期待できます。 お出汁を使わなくても、あさりの旨味でじゅうぶんおいしく仕上がります。あさりの旨味を吸った大根のじゅわ〜っとした食感は、薄味でもなかなかのごちそう感があります。 手間がかかるあさり料理も、冷凍のあさりを使えばとっても簡単

生米からつくる『菊花粥』のレシピ ( 目のトラブルを解消、風邪予防、むくみ解消に )

お刺身に添えてある菊の花、食べますか?それとも、ポイッと捨てちゃう? 実は、食用菊はいろどりのためだけに添えられているわけではなく、わさびや、つま(大根)と同じように、解毒・殺菌作用によって食中毒を予防する効果があるのだとか。なるほど、だからお刺身に添えられているのですね。 食用菊を丸ごとパクッと食べると菊の風味が強くて「にが〜っ…!」という感じなのですが、菊の花を崩して、花びらの部分だけをお醤油に入れると途端に食べやすくなります。 そう、菊花をおいしくいただくコツは花

春菊卵黄粥のレシピ ( 風邪予防、喉の痛みの緩和、胃腸の養生に )

春菊(菊菜)の大人な香りと、とろ〜んと絡む卵黄のこってり感がおいしいおかゆを作りました! 春菊には「食べる風邪薬」と呼ばれるほど高い効能があります。特に春菊の香り成分には、喉の炎症を鎮めたり、胃腸の調子を整えてくれる作用があるのだとか。いい香りなだけじゃないんですね〜。春菊すごい! お味に苦味があるので意外ですが、春菊はとってもアクが少ないお野菜です。新鮮なものなら生でもおいしく食べられます。春菊の香りを存分に楽しむには、加熱時間を最小限にとどめることがポイントです。

コールラビ粥のレシピ ( 風邪予防、便秘解消、免疫力強化に )

「コールラビ」をご存知でしょうか。コール(キャベツ)+ラビ(かぶ)というドイツ語が由来のお野菜で、その見た目はまるでエイリアン! こんなに独特な形をしているのに、素直なお味でびっくり。味はそうですね……ブロッコリーの茎の部分の臭みを消して、甘みを足した感じ……大根の食感+カブの甘みという感じしょうか。 和え物や炒め物など、いろいろなお料理に合うというコールラビですが、実はおかゆにぴったりの野菜。こんなにおかゆに合う野菜があったのか!と感動するほどのおいしさでした。弱火でじ

黒胡椒粥のレシピ ( 代謝アップ、血行促進、冷え解消、お腹の張り解消に )

黒胡椒と一緒におかゆを煮込んだら、大人味のおかゆができました!そして、驚くほどの発汗作用!ウマッ!カラッ!アツッ!身体のエンジンが一気にONになるような燃焼系のおかゆです。 通常、香りを生かすために煮込むことを避けるブラックペッパーですが、煮込んでも味は消えません。おかゆを茶色に染めるほどのエキスがたっぷり出てきます。旨味出し用と香りづけ用と、二度入れをしたことで、胡椒のいいところを存分に堪能できました。 食べた後の体のほかほか感からも分かる通り、胡椒には胃を温める効果や

じゃがセロリ粥のレシピ ( むくみ解消、高血圧予防、ほてり対策に )

「芋粥」は一般的にさつまいものおかゆを指しますが、芋は芋でもじゃがいもを使ったおかゆを試したことはありますか?おかゆに入れるじゃがいもはほっくほくに仕上がって、と〜〜ってもおいしいのです! さらに、今回はセロリも入れることでむくみ解消効果・身体の巡りをよくする効果をアップさせました。 じゃがいも・セロリに含まれるカリウムには、血圧を下げる効果や、むくみを緩和する効果が期待できます。寒くなってくると水分補給が減るうえ、汗をかきにくくなるので、利尿作用のあるお野菜を取って身体

葛あんかけがゆのレシピ ( 風邪症状の改善、血行促進、冷えの解消に )

風邪撃退のおかゆです。生姜ベースのおかゆに、葛根湯でおなじみの「葛」でとろみをつけたあんをたら〜り。さらに柚子皮を乗せて、完成!……材料を聞くだけで「効きそう…!」と思いませんか? おかゆが効果を発揮するのは、身体を温めるべきタイミングである「風邪のひきはじめ」と「熱があがりきる前」のとき。体を温めることで免疫機能を活性化させて、ウイルスへの攻撃力を高めてくれます。 食べ終わったあとには身体がぽかぽかして、首や肩のこわばりがす〜っとラクになりました。 「あれ?風邪かな?

パクチー粥のレシピ ( 消化促進、ストレス解消、冷え解消に )

新しいレシピを書きました。是非以下の記事をご覧ください!(2023/03/15追記) パクチニストのみなさん、根っこの付いているパクチーをみつけたら、即買いです!パクチーの根っこを普段のお料理と一緒に煮込むと、お料理の深みが格段にアップ。スープ、カレー、おかゆなど、コトコト煮込む系のときに力を発揮します。 パクチーはエスニック料理だけでなく、薬膳のお料理でも頻繁に登場します。パクチーの薬効の高さはすばらしく、消化を促進してくれたり、ストレス解消効果が期待できるのだとか。さ