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クリエイター全員『氷菓』を見ろ、頼む

氷菓公式サイトより


こんにちは!今日は氷菓(ひょうか)限界オタクによる氷菓のお話です。

...あ、申し遅れましたが花揺(かゆ)です!

青春の楽しさと儚さを美しく描く『氷菓』という作品について語らせて下さい。

上の動画はアニメのオープニングです。これだけでもかなり氷菓の魅力が伝わると思うので是非最初に見てみてください。ちなみに私はこの曲を聞くと問答無用で泣きます。

【そもそも氷菓って?】

高校生になった折木奉太郎が姉からの手紙で廃部寸前だった神山高校の古典部に入部するところから物語は始まります。この古典部で出会った好奇心旺盛で同じく1年生の千反田えると、中学からの腐れ縁である伊原摩耶花福部里志とともに周りで起こる事件を4人で解き明かして行く青春ミステリです。

でもこの事件、殺人事件とかではなく「音楽室の幽霊の噂は本当か?」だったり「あの時教師が勘違いをして怒った理由は何だ?」とかの割と身近なものなんです。誰かが血を流す...みたいな悲惨な展開はありません。

物語序盤は千反田えるが叔父からの言葉で泣いた理由、神山高校の文化祭である「カンヤ祭」の名前の由来、そして部誌の『氷菓』との関係性を折木達が解き明かしていきます。

【最高すぎる文化祭編】

アニメ版氷菓は大きく分けて「氷菓編」「映画脚本編」「文化祭編」「日常編」(あくまでも個人的意見)に分類できます。そして、私が最初に言った「クリエイターは氷菓を見ろ」というのはこの文化祭編にあたります。

花揺が初めて氷菓をみたのは中学1年生か2年生のときだったのですが、神山高校みたいなキラキラした文化祭に憧れて、神山高校みたいな学校を選びました。(コロナで全然イベント出来なかったけどね!!??!)

でも大きくなって私も色々創作を始めた時、この「文化祭編」は中学生だった当時とは全く違うように見えました。原作小説で言うとクドリャフカの順番にあたる部分です。美術部も兼部していた伊原摩耶花はずっと美術部とバチバチに争っているんですが、この喧嘩の理由もすごく心にくるものなんです...!!ものづくりをしている人には特にグッとくるものがあると思います。

小説でもアニメでも、「自分がどうにも叶わないであろう作品に出会った時の嫉妬」をこれでもかと言うほど上手に綺麗に描いています。しかもここに高校生という青春バフがかかっているので私はズタズタにされました。

【作画が神とかそういう次元越してる】

『氷菓』は2012年に放送していたので、もう10周年を迎えているかなり昔のアニメです。

え、もうそんな前なの。時間の流れはやすぎ信じたくない。
でも今のアニメと言われれば何も疑わないレベルの作画です。私は折木奉太郎に出会ってしまってから、ずっと好みが変わっていません。性格も見た目も完璧すぎる人です。早く3次元に出てこいよ奉太郎。

【終わり方が綺麗すぎた】
これに関しては私ごときでは言葉に表せないのでぜひ実際に見てください。お願いします。


えっ、「なんでこんな氷菓の話を唐突にしたのか?」って??

花揺が氷菓好きすぎるからだよ!!!!?!!ただそれだけだ!!!!!!!!!!!!

あといつか氷菓ネタやりたいし、とにかくみんなにこの神作品を知って欲しくて先に宣伝しただけだ!!

以上だ!!!!!!


...別にX(旧Twitter)で

「えると奉太郎の子供はリコリス・リコイルのたきなみたいになると思う」

とかいう天才的なポストを見て触発されたわけじゃないから!!!な!!!!!


それでは今回はこの辺で
花揺でした〜よしなに〜

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