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2021年、移住とローカルはどこへ行く?(2020地域系サービス カオスマップを見ながら考えてみた)

ローカルと移住にどっぷりだった2020年上期まで。2020年を締め括るにおいて、私のローカルと移住の締め括りもしておこうと思いつきました。2020年のローカルと移住、そして20201年はどこへ向かう?をあくまでも独断と偏見のもとでまとめてみます!

今年も移住カオスマップが発表されたよ!

今年も私の古巣のSMOUTから「地域系サービス・メディアカオスマップ2020年版」が公開されました。

SMOUTさんから画像の転載許諾をいただいているので、このカオスマップをまずは紹介しておきます。

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それにしても2018年に比べるとサービスが増えました。「関係人口」と言われる形の多種多様なローカルとの関わり方が増えたこと(ニーズ)がサービスの誕生から伺いしれます。

そして2020年は、SMOUTの解説記事にも紹介されているとおり

・多拠点居住とワーケーション
・地域の副業
・オンラインイベント・サロン

この3つがCOVID−19 の影響で活発になったんだなぁということがわかります。

さてここからは私が予想している2021年ローカルと移住の行方について。あ、現在はSMOUTに関わっておりませんので、完全なる私の勝手見解、勝手予測でございます:)

「関係人口」=オンライン化、そして拡張。

カオスマップの左側(関係人口側)はすべてオンラインなわけですが、そこがますます多様になっていくことが予想されます。

たとえば、今年話題になった「食べチョク」。地域で選ぶというスタイルではありませんが、出会った農家、商品の産地との心の結びつきは生まれてくる。移住や二拠点、ローカルに興味がなかった人が、思わぬところでオンラインで繋がって、という出会いがもっともっと増えてくるに違いありません。

1対1から1対Nへ。さらにはN対Nの時代へ。

移住といえば、移住相談窓口へ行ってみる。というのが数年前までの定番パターンでした。1対1がリアルな面会に強みがあるとしたら、1対Nならば強いのはオンラインです。SMOUTはまさに1対N(多くの地域)のマッチングの場として存在しています。2020年のカオスマップをみる限りではひとり独占なのでしょうか(笑)。LOCAL MATCHの来春のリリースも発表されていますが、2020年3月以降の移住の盛り上がりを見るとこの種のサービスは来年もっと増えるようにも思います。

そして、さらにはN対Nが次のステップではないかと感じています。都市部のあるひとりが都市部の他のみんなを引き寄せることもあれば、最初から、チームとローカルのマッチングがあってもいい。

⭐︎地域と繋がりを持ったひとりがいたとしたら、彼が都市部で属するコミュニティといかにシンクロできるか。

⭐︎個人を介した地域同士の繋がりや連携、広がり

がローカルを元気にするキーになるのでは?と考えています。

2020年に流行り始めたワーケーション。これによってローカルと企業による新しい連携もおそらく始まっていますよね。それに、たくさんの二拠点を始めた皆さん。活発な方は、Aの街とBの街、それぞれのコミュニティやなんか合いそう!といった人を繋いで新しい何かを生み出していたりするんじゃないかなぁ。

2020年にリリースされたLOCAL DIVERは、旅がテーマですが、偶然集まった仲間との旅という形を提案していました。仲間で地域と出会いに行くスタイルです。

移住やローカルと関わるときに、最初からN、つまりチームやコミュニティを意識して、繋げていく(マッチングしていく)。ひとりではなくチームで街と繋がる形を上手にデザインする、こんなサービスがもっと増えたら楽しそう。

なんて考えながら、2020年の年末です。

以前もここで書きましたが、地方で暮らすことは、私個人はとてもいい選択だと今、思っています。

ローカルで暮らす皆さんと、ローカルに行きたいと思っている皆さんの2021年が良きものとなりますように。


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