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自分にとっての「大事」にする、とは

小さな頃から自分の事を名前で呼ぶ癖がありました。

大人になった今は殆どないのですが、怒ったり興奮したり感情がマックスになるとごく稀に出たりする。
いい大人になって自分の事を名前で呼ぶなんてハズカシイ…とある時から感じ、意識をして直したので今は本当にたまにしか出ません。

話は逸れますが。
フリーランスでほぼ一人で仕事をしている為、休みづらかったり、難しい事をしてなくても、毎日そこそこ朝からそこそこ遅くまで同じ時間をルーティンしていて体力も精神的にもなかなかシンドイ日々です。

座ってるだけの時でも、人が周りにいると休息できない自分もいて心も身体も精神的にいっぱいいっぱいになる時があります。

それが溜まると、思考が停止してきて小さいミスを連続したり、ぼやっとしたり、変なマイナス思考になったり、心も動かなくなり何がしたいのかもよくわからない時があります。

あぁ、だめだなぁといつもなら落ち込みモードになってたのですが、
「これじゃ毎回同じところをぐるぐるするだけだから、せめて落ち込んでもいいからループを変えよう」
と思い、
最近はこの落ち込みを抜けるために
「自分はどうしたい?」
って問いかけるようにしました。

ご機嫌にしてあげるために。
美味しいもの食べたい?
寝たい?
遊びたい?
整体行く?
って。
でも、その反応すら鈍る時があり楽しいことすら想像できなくなります。
そういう時は疲労困憊の時です。

ある時いつものように
「自分はどうしたい?」
と聞いた後。
何も感じなかった。

「Kはどうしたい?」

フと名前で自分に問いかけたんです。

些細な事だし、自分で言った言葉なのにその「名前」でぐっと来てしまった。歩きながら問いかけてたんですが、涙が止まらなかった。

自分を名前で呼んであげるだけで、マイナスな感情がいっぱいで肯定出来なかった自分も、ここにいて良いんだって。優しい感情が流れました。

何より名前で呼ぶと童心に還れる気がして、良いことも悪い事も素直に受け入れられた気がしました。

「自分に優しくしたり、自分を大切にする。」
よく聞くけど今まで実感としてよく分からなかったけど、
「K」にとってはこういう事を言うのかもしれないと初めて感じました。

名前って大事。

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