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【うつ・適応障害】われわれは完璧じゃない事を受け入れる

世の中は理不尽なことに満ちています。

まず親は選べません。

人生のスタートラインからして既に皆んな同じではありません。

しかし、条件が悪くても、不幸が重なっても生きていかなければならない、そんな時の考え方はあると思います。

それは我々は完璧じゃないことを受け入れる、という柔軟さがカギになるでしょう。


人生では理不尽なことが次々と起こります。

私自身、理不尽な目に遭って絶望して、まだ完全に立ち直れていない事柄があります。

こちらの落ち度は無くても、それは起こります。

信用していた人の裏切りに遭って鬱になって寝込んだこと。

心理系のある協会と、相手側の不祥事によって関係が拗れたこと。

それまで時間とエネルギーを費やして築き上げてきた大切なものが、誰かの理不尽な行為によって一瞬のうちに崩れ去ってしまって、虚無感に襲われました。

これからもずっと続いていくだろう拠り所として考えていただけに、失われたショックは言葉に表せないほどでした。

失くした信頼関係はもう戻ってこないし、傷は癒えるものではありません。

そういうことがあるんです。

それがリアルな現実です。

つねに理不尽なことは起こる可能性はあるし、これからもずっと起こり続けるのでしょう。

人間のすることは完璧じゃないし、むしろ完璧であることは人間の本質に反している、と言えます。

人は狡くて、弱くて、我儘で、いい加減です。


世の中は理不尽に満ちていること、我々は完璧じゃないことを受け入れることが器を広げることだし、それが大人になるという事なんじゃないでしょうか。

親を責めてみたって、世の中を恨んでみたって、何も得るものは有りません。

親はあんな人、この人はこんな人。

で、自分はそこからどう生きるのか、どう立ち上がるのか、そういう事なんだと思います。


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