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制限がはずれる
自己愛性人格障害の母とその娘の関係ではよくある事ですが、母に嫉妬された私は幸せにならないような様々な制限を母からかけられていました。
その制限がはずれる時が来ました。
いま力関係が母親と対等になったことを感じます。
以前は母が脅威になっていました。
巨大で怖い存在でした。
それに対して自分をちっぽけで無力な存在のように感じていました。
母に自分の力を奪われている状態でした。
いまは母を一人の他人として冷静に客観的に見ることが出来るようになりました。
母は自分の怒りや絶望を晴らすために私を利用したのです。
母から余計な重荷を背負わされて、私はずいぶん長い間、道に迷ってきました。
ほんとうの自分が分からなくなって、違う自分として生きてきました。
いま目が覚めて、これまで生きてきたのは幻想の自分だったことに気づきました。
母の呪縛が解けたのです。
母から入れられた要らない荷物を捨てて、この場所から立ち去る準備はできました。
荷物はあちらにお返しします。
そして私は身軽になって自分の人生を歩いていくのです。
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