【愛着障害・うつ】アダルトチルドレンには2通りある
一口にアダルトチルドレンと言っても、ぜんぜん違った2通りのタイプのがあることにお気づきでしょうか?
一つは、自分に厳しく、他人に寛容で従順なタイプ。自罰型。
もう一つは、自分に甘く、他人に攻撃的で支配的なタイプ。他罰型。
この記事をご訪問くださっている方は、前者の自罰型のタイプではないでしょうか?
私も前者のタイプです。
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この2タイプの違いをより詳しく知っていただきたく、虐待専門カウンセラー、岡田ユキさん考案の「岡田式AC判別法」をご紹介します。
人間を50%、100%、200%の3つのグループに分けて対処しようというものです。
50%の人
50%しかできていないのに100%達成できていると勘違いしている人
甘やかし過ぎ/叱らない父性不在の家庭で育つ
傲慢で怠惰/自己中心的/権威に弱い/わがままし放題/利己的/自分勝手/プレゼン上手/厚顔無恥/さぼり上手
200%の人をいじめる
100%の人
どんなに頑張っても人間だから100%は無理だと思っている人
両親が機能した家庭で育った人
大人になって普通に幸せに生きている人
200%の人
普通の人の2倍達成しているのに、50%しか出来てないと勘違いしている人
厳し過ぎ/母性不在の家庭で育つ
頑張り過ぎ/やり過ぎ/自己否定/完璧主義/自分が無い
他者中心で他人に気を遣いすぎる/人に甘えたり頼ったりできない/自分が嫌い/自己評価が低い/嫌と言えない/プレゼント下手
50%の人からいじめられる
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世間でアダルトチルドレンと言われている人は200%の人を指すことが分かりますね。
アダルトチルドレンの人間関係の悩みは、50%と200%の人の関係で悩むことが多いようです。
200%の人は、50%の人の言いなりになってしまい、一人で悩み苦しむことになるのです。
200%の人は、自分が嫌いで自信もなく、自分はおかしいと思っているから、50%の人に簡単に言いくるめられてしまいます。
50%の人は無意識で200%の人にかなわないと知っています。
離れようとすると言葉巧みに離れないようにしますし、離れた後は200%の人を悪く言います。
二つの世界が存在します。
100%の人たちは100%の人たちだけで楽しく生きています。
50%と200%の人たちは悩み苦しみ、なぜか分からないまま、いろいろな問題を抱えながら生きています。
100%の人たちは、この人たちのことがよく分からないから近づきません。
50%の人は100%の人を利用できないことを知っているし、200%の人は100%の人がよく分からないので近づくことができません。
二つの世界は交わることはありません。
まったく違った考え方、世界観の違う人生を生きているというわけです。
200%の人は、100%の普通の人よりも100%も多く頑張って生きているので、ほんとうは自信をもって生きていいのですが、親からさんざん自信を奪われているため、自分はダメで悪い子だと勘違いしているのです。
200%の人たちは本当に素晴らしい人たちなのです。
感情を解放しながら100%まで引き算していく、そうすることで本来の自分に戻り、自分らしい人生を生きていけるようになるのです。
200%の人は50%の人と関係を断っていくことが大切なのです。
200%の人は真面目で傷つきやすく無防備です。
自分が真面目なものだから、みんな真面目だと勘違いして、悪い人から身を守れないのです。
50%の人のなかには、自己愛性人格障害、反社会性人格障害のモラハラ、パワハラ気質の人やストーカー行為をする人もいますから、200%の人は搾取されないように気をつけてくださいね。
200%の人は付き合う人を間違っている場合があります。
おかしいと思ったら逃げてください。
自分の身は自分で守ってください。
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